けっこうでございます。この問題について、当時の春日委員長に理論的発展をお聞きいただきたいと思います。それは、三十五年の二月二十六日の日米安全保障条約等特別委員会、要するに新安保の特別委員会の審議の際におきまして、御承知のように、いわゆる条約上の「極東」の範囲ということについてずいぶんとお話し合いが行なわれて、そして岸総理と愛知委員との間に相当明確にその範囲についての解釈がここに出されております。政府と自民党との話し合いでありますから、このことが解釈の根源になっておると私は思いますが、その方針が明らかに出されておる。それは、日米共通の関心を有するような極東の地域というのは自由陣営に属する領域と解すべきものであって、したがって共産圏に属
