私はそういうことは聞いておりません。
私はそういうことは聞いておりません。
あのときの訓授の内容は、結局警察官の使命というような点について訓授をされておつたのであります。それと同時に警察の今後におけるあり方というような点について訓授をされております。
そういう内容を深く聞きたいというような氣持でもなかつた。簡單にきのう行つて來たというようなことを、ちようどこちらに呼ばれた翌日、先ほど申し上げましたように本部に行く関係もありましたので、一應局長にまで通じておきたいという氣持が私にはあつたのであります。
そういうことはありません。その後それも出すようにと私も言つた覚えはありません。
從來慣習上警察の命令は、どんな命令でも署長に出すことになつております。
私の記憶にはありません。
強制して出させるということはよくないと思つております。
あまり左遷とは思つておりませんが。何かお話の内容が、今度の榊巡査の轉勤が、國会に……。
警察では轉勤等の場合におきましては、適材適所というような配置の関係で、知らずにぽつと來るのが大体普通になつております。しかし前もつてどこへ自分が……。
それは仕事の関係で、別にそれは恥辱でもない……。
おります。
警部です。
聞いておりません。
そういうことは大久保警部に聞いていただかないと、私はそういうことをだれにも口に出したことはありません。
轉勤の点につきましては、先ほど申し上げましたように、四月の十日か十一日と記憶しておるのでありますが、榊巡査を警察学校へ入校するようにということで、本部へ上申をしてあつたのであります。それは榊巡査ばかりでなく、十六名の警察官が全部現任教養を受けなければならない。相当受けたのがありますが、たしか六期生として榊巡査を四月十四日から二箇月警察学校の方へ入校するようになつておつたのであります。ところが入校の前に、報告書は警務主任の方で企画をいたしまして、私も判をついて、この十六人が行くということで報告を出しておいたのでありますが、十二日か三日ごろと思いますが、榊巡査が監察課の方へ突然晝ごろ行きまして、やめさせてもらいたいということを言つたよう
それからその後、もう一つ、たしか署内の空氣が——署内と申しますよりも、経済室の係内の空氣がお互い同僚同士もあまりよくない。それから監督者にしましても、そういうような本人の性格と申しますか、何か監督者にも当り散らすというような考えも見えるというようなことを聞きましたので、前の話と一緒に、適当な時期に異動してもらつた方が、本人のためにもよくはないかということだけは口頭具申をしてあります。
今申し上げましたような……。
あずかり知らぬということはないと思いますが……。
そういう深い事情は知らないのじやないかと思つております。
なかの空氣がうまく行つていないというようなことだけは知つておると思います。