これは根本問題の論争になると思うのですが、現在の自由経済のもとにおきましては、価格それ自身は、特定なものを除いては自由な競争のもとに需給関係に基づいてきめらるべきものであって、政府がしかるべき一つの指導を、あるいはその他によって本来は行なわれるべきものではないのでしょう。ですから公正取引委員会も、そこに非常にむずかしい問題があると公取自身も言っているわけですね。私は、独禁法の関係をきょう申し上げているのではないのです。 そこで、したがってそういう自由経済、自由競争の原理という立場からいけば、政府が行なう行政指導の範囲というものはおのずからある程度制限を私は受けるべきものであって、特に価格というものは、市場経済にとりましての重大な
