この点につきましては、在来決壊している汀線に護岸を作り、波に穿掘されないようにし、その前に波の力をそぐために潜堤と従堤を作り、こわれないように防護する工事を防災対策としてやっております。新潟の決壊をいろいろ今も研究中でございますが、要するに、あの海岸を砂が移動いたしまして、なくなって、その砂が大河津の分水によりましてなくなっておる。この点が非常に根本対策として考えなければならない点であります。一方、新潟港の維持という点から考えまして、年々中に土砂がかなりたまるのです。そういう土砂を現在のように港内にためておかないで、欠壊をしておる海岸の方に分水をして、つまり川を切り開いて流し出した。これが根本対策になってゆくのではないかと考えまして
