百七十円なら百七十円で今のものかかってと、つまり去年の予算と比べるとどのくらい減り得るかということを私は聞きたいのですよ。それはできますわね。
百七十円なら百七十円で今のものかかってと、つまり去年の予算と比べるとどのくらい減り得るかということを私は聞きたいのですよ。それはできますわね。
首相、防衛庁の予算がふえていく要因もあると思いますけれども、減る要因もあるわけですね。だから私は、あんたが一%枠を守るという決心をすれば、――つまり三木内閣時代に決めた、あんたが幹事長時代に決めた枠、これは国民に対する一つの大事な公約です。それから国際的にもやっぱり一つの安心できる、例えばASEAN諸国なんかにとっちゃ安心できる公約の一つです。それは守れると思いますね、今のドルの状態からいうと、今の返答からいって。どう思いますか。
一%枠というものは国民総生産の枠ですから、総生産の枠がふえりゃ楽になるわけで、それが減りゃつらくなる、こういうことです。問題はしかし、今の経済は非常に悪いですよ、本当に、実際を言いますと。これはなかなか回復の見込みが立たない。ですから、やっぱり減税ということがこれは本当に必要になってくる、実際において税収入は減ると思わなきゃいけませんね。したがって、国民負担というものを考えると、いろんなむだな費用というものは節していかなきゃいけません。だから防衛費なども十年一日のように同じような構想じゃだめであって、できる限り安い防衛費ということを考えなきゃいけない。そういう場合に、一%枠を守ろうという一つの歯どめですね、これは非常に有効なんですか
先ほどから申し上げているように、守るために難しい要因もあれば易しい要因もできている、例えばドル安みたいなね。ですから、守れますよ。きちっと守る決心でいてもらいたいということを希望します。 これは一度被ると、一%程度なんて言い出すと、やっぱり歯どめの役を果たせなくなりますよ。よく防衛の非常な重大性を最近になって言われますけれども、我々はあんた方よりちょっと年が上だからね。日本の陸海軍あたりが競争して防衛費をどんどんどんどんふやした。国を守るんだと言ってふやしたわけです。しかし、その結果守れなかったんです。かえって侵略なんかして今のような状態になったんであって、防衛費をふやすから国が守れるというものじゃ決してない。これは我々のこの世
いいかげんなことを言ってちゃだめですね。 もういけないんですか。一つだけ。
先ほど中曽根首相は、日本はスパイ天国だと、こう言いましたね。総理大臣はそんなことを簡単に言っちゃいけませんよ、あんた、総理大臣は。泥棒天国と言ってもいけないしね、やっぱり国の悪口だから。総理大臣がそんなことを簡単に言っちゃいけません。あんたが心ひそかに思ってるのはしようがないけれどもね。総理大臣が公式の席上で日本はスパイ天国だなんてばかなことを言っちゃいけませんよ。日本がスパイ天国ならスパイ天国は幾らでもある。スパイが活躍し得る一番の条件は、政府が機密を漏えいするということだ。庶民が機密を知っているはずがないもの。政府が、総理大臣とか防衛大臣とか、そういう者がうかつに機密を漏えいする、そういうことだ。だから、自分の責任を考えないで、
私は七分しか私自身の発言時間がありませんから、SDI問題に絞って質問申し上げたいと思います。中曽根首相、こういう問題に対してはお得意ですから、首相から十分聞きたいと、こう思います。 SDI問題というのはアメリカの国家機密が主をなしていると思いますが、しかしそれに協力する以上はやはり相当知らなきゃいかぬと思いますが、現在私どもが知っていることは、要するに宇宙空間に人工衛星を打ち上げまして、そこにエックス線レーザーのような光線を出す装置をつくって、それで大陸間弾道弾、つまり別途ソ連にある、お互いに撃ち合う八千キロのあれを持つ大陸間弾道弾を撃ち落とす。つまり大砲の弾を鉄砲で撃ち落とすような計画ですね。場所は宇宙空間から発するのだし、な
私は、これは軽率に参加してもらいたくない。なぜかと申しますと、そういう軍事的な計画の中に入り込みますと、なかなかこれは悪くても抜けられません。しかも、SDIはその対象が大陸間弾道弾ですね。ですから、ソ連とアメリカが相互につまり抑止力として持っているという道具であって、日本の安全とこれは全く関係がないのです。例えばSS20と言われるような、あるいはパーシングIIと言われるような戦域核兵器に対する抑止力が一つもない。だから、日本の安全に全く関係のないものですね。そういうものになぜ一体非常な危険を冒して参加するか、私はよくわからないのです。これは首相ひとつ説明してください、あなたが裁断するんだろうからね。
いずれにいたしましても、要するに奇想天外といいますか、非常に難しい計画でありますね。ですから、アメリカの自然科学者も、非常に多数の自然科学者、ノーベル賞受賞者も十五人いますよ、反対者の中には。主として物理学者、そういう人が反対しているんです。こういうことはできない、不可能であるということを言っています。 それからマクナマラとかウォーンキとかいう、十人賢人なんて言いますけれども、これは安全保障問題の専門家ですね、ケナンなんかも入っていまして。そういう専門家たちもこれに反対しているわけですね。 ですから、そういう状況をよく見詰めまして日本が参加いたしませんと、こういうものに一度参加しますとなかなかこれは抜けられない。もはや国益に
そういうことですから、やっぱりアメリカなどにも、なお人生に役立つそういう開発すべき技術はたくさんあるんだから、軍事なんかに、むやみにできもしないことに使わぬという忠告くらいをロン・ヤス関係でひとつあなたやっていただけないかと私はお願い申し上げる次第でございます。本当ですよ。やっぱり率直に言い合わなきゃ本当の友達になれませんよ。びくびくしていたんじゃだめです。まあそうでもないだろうけれどもね。 もう時間が来ちゃったから、しようがないからこれでやめますけれども、とにかく御健闘を祈ります。どうも。
それでは、最初に中曽根首相にお伺いします。 世界の情勢は、米ソ首脳会談等も開かれつつありまして、緊張緩和、平和の方に向かいつつある動きも見えます。しかしながら、その反対の動きも非常に強いんです。特に太平洋、西太平洋方面で緊張が増していることは疑いありません。緊張とともに混乱も増しています。一つの変革期です。その変革の非常に大きなものがフィリピンであらわれました。フィリピンでマルコス政権が倒れました。独裁政権と言われ、米国と非常に親密な関係にある政権と言われたマルコス政権が倒れた。この政権は一体なぜ倒れましたか。表面から見るといかにも民衆が倒したように見えます。私もそう思いますけれども、あなたはどう考えられますか。民衆パワーが倒し
マルコス政権はアメリカの強い援助もありましたが、日本もやっぱり援助していましたね。特に軍部と非常に近い政権でいわば軍部独裁政権とも言える政権です。そういう政権を変えた民衆の意思というものをどう考えられますか。
私はやはりもう少し深いところにあると思います。アキノさんが殺される、殺したのはマルコス政権が殺したと言われている、やはり殺す理由があったんでしょう。それ以前にマルコス政権に対する不信が非常に強くあった。これは、マルコス政権が非常な独裁をして民主主義を踏みにじったということが一つあります。それからもう一つは、やっぱり非常に腐敗していたということもあります。 最近、マルコス関係の書類がアメリカに持っていかれましていろいろ調べられています。その調べられている内容について少し御存じですか、伺います。
私ももちろん資料を十分持ち合わせておるわけじゃありませんけれども、恐らくあなたの持っていらっしゃる資料と同じくらいのものです、アメリカを通じた資料ですからね。 この中で非常にやっぱり我々が注目しなければならないのは、日本関係のいろんな事実が出てきているんです。それは、はっきり言うとマルコスさんのリベート取り、収賄に関係したような書類が出てきております。これはまだはっきりは申し上げられませんけれども、日本の特別なフィリピン関係の商社だと。それから、フィリピンの方のマルコス周辺にある、いわばリベートを受け取る専門の商社みたいなものとの間の文書が交換されている。それがアメリカの国会によって、どうもアメリカの国会はやはり民主主義がしっか
この責任は日本政府には特にあると思います。国民の税金を相当借款その他の形で供与していますね。フィリピンに供与した有償援助といいますか、要するに借款、これが既に四千六百六十七億円に達しています。相当な額です。そして、これは昭和四十四年からのですけれども、最近になりまして、つまりあなたの内閣になってから一千七百億円、二年間に供与されていますね。今後また供与がふえるはずです。これも二千五百億円くらいになるでしょう。相当な額になるわけであって、これは国民の税金ですから、国民の税金がフィリピン国民の本来の用途に役立たずに不当な汚職その他に用いられては、税金を払う国民はたまりません。怒りたくなると思います。ですから、あなたもおっしゃったように、
現在、供与された総額はどのぐらいになっていますか。
これは円ベースで支払う、こういうことなんですか。
韓国の政情も決して満足すべきものじゃない、どういう変化が起こるかわからぬ、よく見ますとそういう状況ですね。 大体、韓国は朝鮮半島の南半分です。北半分に朝鮮民主主義人民共和国というものがある。この分断は、日本の植民地だった時代は統一されていたわけですけれども、戦争に負けまして日本が撤退するときに米ソ両国によって分断されたわけです。この分断状態というものは、日本が植民地化して統一して支配していた後にあらわれた非常な不幸な事態であって、私はこの分断に対しては日本の政治に責任があるというふうに考えています。ですから、この南北両国に対しては、やっぱり日本の政治というものは常にこれをどうやって統一する方向に持っていくかということを考えながら
北にもいろいろな問題がありますが、南は日本と非常に関係深いだけに関心も当然深いわけですけれども、アメリカの一部の勢力が今市の状況に対して非常に心配しています、それはフィリピンの状況なんかと関連して。だから、レーガン大統領が左の独裁も悪いけれども右の独裁も悪いなんて言い出しているわけです。今、全斗煥大統領が二、三年後に辞任することを公言しているわけです。約束しているわけですけれども、その前に憲法を改正しろというような議論があります。つまり、そういう韓国の民主主義的な前進を欲する勢力、学生などもその中に入っていますし宗教家なども入っていますけれども、金大中なんかもその一人ですね。入っていますけれども、そういう勢力がやっぱり今の全斗煥政権
外務大臣、何かきのう手術されたそうですね、元気ですか。 全斗煥大統領がこちらに来られたということと皇太子が向こうに行かれるという意味はちょっと違うんですね。やっぱりこちらは政争から超越した象徴的存在、片方は政争のど真ん中にいる人です。そういう人と同一に考えちゃいけません。ですから、こういうことを慎重にしませんと、やっぱり皇室の存在を脅かすことになります。変な利用の仕方をしちゃいけないということを私は申し上げておきたいと思う。 次に御質問申し上げますけれども、最近のレーガン政権の姿勢ですけれども、ニカラグアに今いろんな問題があります。そして、ニカラグアでゲリラ勢力が反政府活動をしています。これは、どちらがいい、どちらが悪いとい