先ほど申し上げましたように、このような、本当に農民は自分の足を切るような気持ちで生産調整をやっておるのです。事実きのうなども、地方の酪農家の団体の価格要請の集会に出ましたが、ある国会議員がその生産農家に質問をしておられました。生産調整、あなたの県のAクラスの酪農家は何頭削減したのか、こういう質問をしておりました。ところが、生産農家はそれに答えていわく、頭数は削減をいたしておりません、頭数までメスを入れるわけにはいきませんでした、こういうことなんです。それ以上はもう言わなくてもわかると思うのです。要するに、それならしぼった乳はどうしたかという問題なんです。恐らく子牛に飲ませたのでしょう。そういう惨めなほどの生産調整の実態というものは、
