そうでございます。
そうでございます。
……。
そのときですか、お忙しい方ですから、大抵二十分くらいしかお邪魔しておりません。
外にもいろいろお打合せすることがございましたから。
別にむずかしいことでも何でもないのですけれども、いろいろよそのお話を伺うことも沢山ございましたから。
そのときでございますか。
はつきり覚えておりませんけれども、兄が小菅に参りましたことは、やはり衝撃を受けておりましたから、どういうふうになつて行くのかということを伺つたと思います。
いえ、小菅へ行くということはどういうことになるかというようなことです。
私、自分の実の兄が拘置所に入つたのでございますから、どうなることかと思つておりましたから、ただ事件の成行きでなくて、一体入つてどういうようになるのかというようなことを伺つたと思います。どのような生活をするのか、そのようなことを伺つたと思います。
外にいろいろお話を伺つたり、こちらからも申し上げたことはあると思いますけれども、細かいことは覚えておりません。
それは併しはつきり伺つたわけじやなく、ただお見せしたわけでございますから、何でも御相談相手になつて頂いております。
それまではつきり先生の念を押したわけではございませんですけれども、お忙しい間に私にお会い下さることですし、いろいろのことを申上げなくてもお互いによく分つておることでございますから。
そういうお話を確かにおつしやつておられました。
いろいろあつたと思いますけれども、よく覚えておりません。拘置所の中で兄がどういうような暮しをして行くのかということをいろいろ伺つたと思いますけれども、大分前のことになりますので、細かい点は覚えておりません。
その翌日か翌々日くらいに黒田さんの所をお訪ねしました。
そうです。
足立区北葛飾町の番地は忘れましたが、大変田舍のような所でした。川を越して……。
はい。
夜です。
伊藤戒護課長さんと野崎医務課長さんに贈物をすることについて、いろいろお教え頂いたわけです。