瀬崎博義君。
瀬崎博義君。
後刻理事会に諮りまして、協議いたします。
米沢隆君。
これにて参考人に対する質疑は終了いたしました。 この際、参考人各位に一言ごあいさつ申し上げます。 本日は、長時間にわたり貴重な御意見を承り、まことにありがとうございました。委員会を代表いたしまして、厚く御礼申し上げます。 次回は、公報をもってお知らせすることとし、本日は、これにて散会いたします。 午後五時二十五分散会
連作障害対策について政府に見解を求めます。 私は、日本農業の基本となる農地の問題について、現状を憂い、将来をおもんぱかって、昭和五十年以来しばしば政府の見解を伺ってきましたが、その主なものを挙げますと、昭和五十年十二月十七日農薬禍問題等について、昭和五十二年三月二十四日有機農業及び堆肥センター設置について、昭和五十三年四月二十日農薬行政の基本問題等について、それぞれ農林大臣並びに関係当局に見解を求め、さらに昭和五十四年四月十一日食品衛生監視行政に関する質問主意書を提出し、昭和五十四年四月十八日農薬行政に関する質問主意書を政府に提出しました。それぞれ総理から四月二十日、四月二十七日答弁書を得たわけでございますが、これらの経緯を踏ま
では、日本農業はこのままでよいのかということについてお伺いしますが、言うまでもなく、農業を経営する上において農家が単位面積当たりの増産を望むことは、時代と所とを問わず農民の健全な意欲であり切実な願望であります。狭い耕地からより多くの生産を上げなければ生きていくことのできない農業の零細性、これに加えて土壌栄養の実学に乏しい行政指導は、農民に農業の根本は土壌にあることを忘れさせてしまったと言っても過言でありません。多くの農民は、施した肥料の効果と農薬の毒性だけに頼って、土壌を肥沃にする努力を怠り、土壌酷使の略奪農法を続けてきたのであります。長年月にわたるこの反復によって、土壌は老朽化して植生は不良となり、農作物は害虫害菌の侵襲に対する抵
私は、本日の本論である連作障害対策の質問に入る前に、有機農業等について数点の政府見解を求めますが、最初に申し上げておきたいのは、私は有機農業は当然必要であるということについては言うまでもないが、しかし有機農業だけでは万能ではない、すなわち有機農業にさらに必要な土壌対策を講ずることが必要であると主張するものであります。このことを前提として質問するわけですが、私の認識では、有機農業ということが生まれたのは、たしか昭和四十六年十月ごろ、近代農法のもたらした諸弊害を憂え、環境破壊を伴わず地力を維持、培養しつつ、健康的で味のよい食物を生産する農法を探究し、その確立に資することを志す人々が推進母体となって、あるべき姿の農法を簡潔に表現する呼び名
有機農業の現状と問題点については、政府はどう考えておられますか。
有機農業農法といいますか、この農法についていま若干の見解を述べられましたけれども、政府としてはどう評価をしておられるか、この機会に率直にひとつ御意見を改めて伺っておきたいと思います。
今後有機農業については政府はどう指導していくのか。すなわち先ほど松山技術審議官から答弁がございましたが、幾つかの事例はある。詳しい調査はしていない。必要性は認め評価はしている。品質が一定していないし、高くつくという問題があるということでいろいろおっしゃいました。また一面、幅が広い、こういったこともおっしゃいましたけれども、それらを含めて、今後有機農業というものについては、将来を展望して政府はどうあるべきか、またどう指導していくか、その対処方針についてお伺いしておきます。
ただいまの件について政務次官から丁重な答弁がございましたが、この機会でございますので、大臣官房の松山技術審議官、補足的につけ加えるところがあれば答弁を求めます。
次に、これも本題に入る前に、現代農業の盲点となっている点について改めて指摘をし、政府の答弁を求めるものです。 科学は万能ではない。しかしながら、慣行農法の欠陥を指摘する場合、事地力増進の把握に関してはほとんど非科学的であると私は断定せざるを得ないのです。すなわち、農業を専業とする農民が、農作物を育成するに当たって基本常識とも言えることを、全部とは言わないが、ほとんど知らないのであります。たとえば、一、自己の経営する農地土壌の反応、すなわちPHを知らない。二、土壌反応と農作物への影響、三、土壌反応と肥効の関係、四、土壌反応による植物の選択、五、土壌反応の適正な矯正法、六、土壌有害物質の有無、七、土壌有害物質の鎮圧法、八、土壌成分の
現代農業の盲点となっている点についてただいまはお伺いしましたが、さらにこれに関連して、農薬乱用の弊害ということについても、この機会にお伺いしておきたいと思います。 農作物に発生する害虫、害菌を抹殺するため、劇毒物が本格的に農業に応用されだして約三十三年になるわけであります。それ以前は薬剤師以上の有資格者でなければ、その取り扱いを厳しく禁止していた劇毒物に、農薬という穏やかな名称がつけられて、ほとんど無制限にその施用が奨励され出したのであります。くしくもNHKで明十四日の朝六時半の「明るい農村」で「追跡・幻の農薬」と題して放映することが二、三日前から予告されております。朝「明るい農村」を私よく見ておりますが、明朝もこの放映に対して
さらに、環境と生物の関係についてもこの機会にお伺いをしておきたいと思います。 生物は、動植物を問わず、自然の不良条件や外敵の侵襲に対し、その防御手段として本能的に抵抗力を備えています。そして生物は、肉眼で見ることのできない細菌をも含めて、その相対的バランスの上に共存しているものであります。また生物は、原因のいかんを問わず一たん抵抗力を弱めると、きわめて容易に外敵の侵襲にじゅうりんされてしまうことは周知のとおりであります。こういったことは後の本論の問題に大変関係があるものですから、その前に政府の見解をただしていくわけでございますので、当局は私の質問を十分聞いた上で後での質問に答えてもらいたい、かように思うわけでございます。 さ
二瓶農蚕園芸局長から答弁がございましたが、従来からたびたび本員の質問に対してお答えになっているようなことから余り前進はないわけでございます。残念でなりません。 しかし、この農薬問題については、先ほど申しましたように、改めて根本的な問題から政府の見解をただす考えでおりますので、きょうは留保しておきますが、以上、本論に入る前に、前提となる問題について政府の見解を求めてまいりました。 次に、連作障害の現状についてお伺いします。 本員が聞くところでは、おおむね蔬菜団地などの連作地帯は八〇%が産地崩壊の現状にあるとも言われ、そしてその被害状況は、病害によるもの七〇%、生理障害によるもの二〇%、線虫によるものが六%となっているように
連作障害の作物については、過去の経験から、九州等においては輪作転換の目安として、連作を忌む作物を次のような分類で掲げております。一-二年間休栽を要するものとしては、陸稲、バレイショ、大豆、小豆、ソラマメ、落花生、ホウレンソウ、ネギ、除虫菊、キュウリなど、五年以上休栽を要するものとしては、トマト、トウガラシ、タバコ、マクワウリ、メロン、サトイモ、インゲン、大根、タマネギ、ニンジンなど、三年ないし五年間休栽を要するものとしては、エンドウ、スイカ、ナス、ゴボウ、亜麻、結球白菜、薬用ニンジンなど、こういうふうに認識しておりますけれども、いま言ったもので、技術会議の方で公式に検討して発表しているものを若干述べていただきたいと思います。
技術会議の方にさらにお伺いしますが、植物の分析で証明される元素について、これも基本的な問題としてお伺いするわけでございます。 すなわち、植物は根から水を、葉から炭酸ガスを吸収し、太陽のエネルギーを用して光合成を行い、炭水化物を生成し、さらにブドウ糖からでん粉及びたん白質を造成するとともに、これらの物質を分解するときに発生するエネルギーによって成長を遂げるものでありますが、植物体中には数千種を数える酵素、すなわちエンチュームが存在し、体内におけるこれらの諸作用の調整をつかさどっているものであります。このことは十分御承知であると思いますけれども、記録にとどめるためにあえて申し上げました。 そこで、いま申し上げました植物の分析で証
いま技術会議から答弁がございましたが、今後の日本農業を展開していく上に植物と元素の問題、これを解明していかなければ根本的な農業の改革にはならないという意味で、このことは必ず将来大きな問題になるということを指摘して、私は次の問題に入ってまいります。 連作障害の原因としてどんなことがあるかということでお伺いしますが、私の方から、私のブレーンで検討している内容の若干を申し上げてみますが、一つは、跡地に残された作物根が後作に悪影響を及ぼすから。二つには、連作をすると土の物理性に悪影響を及ぼすから。三つには、作物の分泌物が残され、これを好む有害菌が繁殖するから。四つに、右三点に関連して有害線虫、有害菌が繁殖するから。そういうようなことが一
行政指導の中では、連作障害の最大原因は病害であるということから、土壌消毒の徹底とか、機械の共同利用と熱湯消毒、泥水拡散防止のための側溝づくり、収穫残渣物の除去などを対策として指導されておるようでありますが、遺憾ながら、現在の段階では決め手になっていないというふうに私は思うのですけれども、この点についての認識はどうでしょうか。
私は、いま農家がやっている土壌消毒では解決できない、また現に解決していないわけです、ということを指摘するわけですが、病害菌を土壌消毒で抹殺してしまうということは、有効な微生物までも抹殺するわけでございまして、いわば邪魔者は消せということになっておるわけでございます。 そこで、連作障害とは、一口に言うと生理障害である、かように私は申し上げたいのでございます。そこで、生理障害の原因を知って対策を立てていかない限り解決にはならない、かように思うわけです。土壌消毒も一時的には効果はありますが、これを続けると効果がないばかりか、前よりもひどくなって被害が大きくなり、いままでなかった病害まで出てくるようになることは周知の事実であります。土壌