御承知のように警視庁は一般警察官が二万五千人おります。一般の職員が二千数百名で二万七千数百名の大世帯であります。その二万七千名が面の異なるごとくに、それぞれ皆違つた思想も感覚も感情も皆持つておるわけです。従いまして、これらの者が数人がいわゆる好き同志でと言いますか、趣味の合致した者であるとか、そういう者がお互いに会合したり、そういうことはあり得ると思います。これはひとり警察社会のみならず、至るところの社会にこの現象は見られると思います。私といたしましては、たとえこんな趣味の集団であるとか、或いは多少の考え方を持つておる者が集まり、交際があつても、大事を前において全部が結束すれば、敢て私は治安確保にこうしたものは支障ないという考え方で
