平成六年度の通商産業省関係予算及び財政投融資計画につきまして、その概要を御説明申し上げます。 我が国経済は、ストック調整の長期化、中長期的な不透明感、閉塞感から景気は依然厳しい状況が続いておりますが、最近一部に明るい動きが見られ始めており、景気は最悪期を脱しつつあると期待いたしております。 一方、世界経済も先進諸国経済の回復の兆し等、明るい展開が生じつつありますが、欧米での深刻な失業問題を背景として、各国において国内経済優先の動きが強まりつつある状況のもと、我が国市場の閉鎖性を指摘する声が根強く見られます。 我が国としては、できるだけ早い時期に景気を本格的な回復軌道に乗せ、我が国経済を安定的、持続的な成長軌道に戻していく
