原子力船「むつ」の修理問題については、大湊からあそこへ回航するということについて非常に拙速なやり方が行われて今日に至ったわけですね。そして、あそこに船はあっても係船契約ができてないから、作業の場合、船をしっかりとつなぐことがなかなかできない。こういうことは、監督官庁である科学技術庁としてはこれでいいのかどうか、責任は実際にだれがとるのですか。また、こういうような情勢のもとで仕事をしようとしても、実際できるという見通しを持っておるのですか、どうなんですか。そこのところをひとつ聞かせてください。
原子力船「むつ」の修理問題については、大湊からあそこへ回航するということについて非常に拙速なやり方が行われて今日に至ったわけですね。そして、あそこに船はあっても係船契約ができてないから、作業の場合、船をしっかりとつなぐことがなかなかできない。こういうことは、監督官庁である科学技術庁としてはこれでいいのかどうか、責任は実際にだれがとるのですか。また、こういうような情勢のもとで仕事をしようとしても、実際できるという見通しを持っておるのですか、どうなんですか。そこのところをひとつ聞かせてください。
科学技術庁が去年の十一月三十日に長崎県や同県漁連に対して「「原子炉プラントの設計の再検討」及び(原子炉本体)改良のための改修、補修」を盛り込んだ「改修計画の内容変更」を示しておりますね。これは改修工事を遮蔽工事と並行して佐世保寄港中にやる方針だということが明らかになった、このことは五者協定をはみ出している、いわゆる核封印方式をも突き崩す重大な問題だ、こういうふうに地元民は受けとめております。事実上そういうことになってしまうと思いますが、いかがですか。
これは受けとめ方がいろいろあって、私は、皆さんが改修計画の内容変更というものを明らかにした、内容がどういうものであるかいまここでは論議しませんが、しかし事実上、地元ではこれは五者協定の線を突き破っているものだという受けとめ方をしている者が実は多い。事実上そう見ているわけですよ。そうならなければ結構ですけれども、それで仕事ができるかどうか非常に問題があると思います。私は、地元の人たちが、いろいろ意見はあっても、少なくとも最大限でこの程度ならばということで認知し合った問題が途中で変更されたり、あるいはごまかしになったりするようなことのないようにひとつ希望しておきます。
改良のための改修とか補修とかいう問題がどういう点にあるかということについては、いろいろ問題がありますけれども、原子力船は——あれは事実上まだ船にはなってないわけですから、船ということで論議をするのには問題があるかもしれませんけれども、原子力船は一つの船体に炉が載っかっているということですね。きょうは運輸省からおいでいただいておりますが、改修とか補修の問題で、船の構造の面から見まして、あの事故以来何か手を加えなければならないというようなことが新たに出ておるのであろうか、あるいはまた、そういうものはなくともこういうことをやらなければならぬというような意見が何かありましたら、ひとつお聞かせいただきたい。
船の構造の面から言いますれば、たとえば新たに遮蔽重量が数百トンふえていく、しかも重心が少し、十センチぐらい設計上高くなる、そういう点での不安はあるけれども、造船技術上の観点なりあるいは原子力船「むつ」を当初設計した段階での炉の重量、積載の位置、そういうところから見れば問題はなかった、ただ、遮蔽が多くなってきた、仕様変更ですか、そういうものが問題になる、こういうふうに受けとめていいわけですか。
そうしますと、原子力船については、船の建造上の問題としての設計やあるいは工事関係等については何も別に考える必要はない、こういうふうにわれわれ見てもいいわけですね。
「むつ」の改修工事については、船の方は余り問題はないのだということになると、炉の問題なんですね、やはり。炉の修理がどういうふうにやられるかということは、これからの問題でございましょうが、大山委員会の指摘を受けて、諸般のいろいろな準備をなさってきているわけですけれども、先ほど来の佐世保における工事関係等を通じて、具体的に工事に入り得るという見通しは、いまのところは全然めどは立っていないということですね。
やはり修理工事というものが、ほとんど一年数カ月の間、船体についたカキを落とすとか色を塗りかえするとかということだけで、本来の放射線漏れということに対する手当てを全然していないわけですよね。そして事業団の法律上の存続期間も追い追い迫ってきている。ことしの秋ごろまでに、そういうことの何か十分な修理、完成のできるめどは、スケジュールの上からいくとどういうふうに立てておられるのですか。
そうすると、この事業団存続中に改修が不可能だということになった場合、もう改修は一応しないで済ますのか、どうするのか。
法案の提出の問題は、これは別途に皆さん考えるべきことなんだけれども、原子力船「むつ」というものを見て、しかも、舶用炉というものにああいう事故が起きたということになりました場合に、この舶用炉という炉が、いわゆる発電所で使う炉と違うところというのは、われわれの見るところでは、船の動揺とか振動というものにどう耐え得るかということが一番大きい課題だろう、こう思うのです。同時にまた、普通の振動とか動揺だけじゃなしに、急激に船が航路変更するとかなんとかによるところのそういうようなことに耐え得るかどうかということが、陸上に置かれる炉との違いであろうと思いますけれども、そのほかにまだ何かいろいろ検討しなければならぬものが舶用炉というのにはあるのです
原子力船「むつ」が事故を起こしてからもう五、六年になりますね。この間、ずいぶんとやはり予算も食ってきているし、仕事をしたようでしないような、変なかっこうでずっと過ぎてきたのですが、これから原子力船の問題を考えると、先ほど船の問題については大丈夫だという話もあり、私どもも、わが国の造船技術の上から言えば、どんな炉を積まれても日本の造船技術は十分耐えるだけのやはり研さんを積んできている、こういうふうに思います。そうすると、炉の問題でああいうストリーミングを起こしたのが、振動とか動揺とかという問題なのか、炉自体の問題なのかという、この問題が非常に大きい課題であろう、こう私は思うのですけれども、炉自体については、科学技術庁としてはどういう点
事故がありまして以後、遮蔽問題だけだということで事は済んできておるのですが、これから後また法律案が出るのかどうか知りませんけれども、原子力船の開発という問題について、現在の原子力船「むつ」、まだ船にはなっていませんけれども、これは修理をした上でどれだけのものを運べるのかということになれば、一千トンとは積めないですよね。せいぜい三百トンか四百トンぐらいの荷物ぐらいしか積めないのでしょう。この船はどのくらい積めるのですか。
これから原子力船の開発という問題は、どういうところに焦点を合わせてやるつもりでおりますか。
私は、原子力船の事故の経緯をずっと見てみまして、これは何遍も言っていることですけれども、何とか船を動かしたいという気持ちはよくわかります、しかし、ああいうような状態になってしまったら、やはり原点に戻って考えるということになりませんと、幾ら金をつぎ込んでも、これは無理だろうと思うのです。いま局長が言われたように、原子力の舶用炉というものを、ああいう事故を起こさないために炉自体を健全に建造できるようにすることが非常に大切なんだ、「むつ」の放射線漏れということの教訓は、そういうところにあるのじゃないかと思うのです。それを外したままに事業団が仕事をじゃんじゃんやってみたって意味がない、こう思うのです。 いま局長から、そういうようなお話が
いずれにしましても、原子力船「むつ」の問題について、あれが置かれている長崎の県民諸君は、昨年の十一月に皆さんが県に示した改修計画というようなもので、やはりどうも約束違反になるのじゃないかという疑問を強く持ち続けておるわけなんですよ。ですから、そういうことがないということをはっきりする。と同時に、契約の中でまた新しく契約が積み重ねられていくいうようなことになりました場合には、やはり県民大衆の不信感というものは一層強くなってきて、仕事はうまくいかないだろうと思うので、そういう点については、大臣、これは安易に見過ごしてはいけないと思うのです。ことに佐世保重工は、坪内社長の経営方針等をめぐって労働者とのトラブルも非常に厳しく係争が続いてきて
いま私が事態の実態というものはそうなければ仕事が進まないじゃないかということのお話を申し上げたところ、それに対するお答えはいまのようなお話ですが、その大臣の答弁をずっと聞いておりますと、長崎との間の契約期間は三年ですから、もうすでに一年半は大体過ぎていく、しかも、これから仕事に入って、ことしの秋までにはとても修理はうまくいきそうもないというようなことになりまして、だんだんだんだんあそこで期待された工事というものはやれないとすると、三年ではできないということになるだろうと私は思うのです。そうすると、また三年の期限を更改するため長崎県との折衝をするという構えを持っておるのですか。
とにかく原子力船「むつ」については、科学技術庁と長崎県との間の話し合いで事が進んでおるわけです。そして、あそこへ行くについても、船の係留契約とかなんとかというような、当然やっておくべきことまでもやらないで大急ぎで行った、そして期限はずっと迫ってきて、契約の期限も切れてしまうという段階で、今度はまた、船はそこにあるのだから仕方ないのだと言って、また契約更改をするというような不信行偽は避けるべきだと私は思うのです。とにかく契約の期限はもう変えないというようなたてまえを私は科学技術庁としてはとってもらいたいし、そうでなければ問題は紛糾するだろう、こう思うのです。やはり長官、期限の変更などというようなことはやるべきじゃない。それからまた、約
なお長官にお尋ねしますが、いま局長からの話で、大山委員会でのその後におけるところのいろいろな皆さんに対する御忠告や何かがあるようでございます。その中で舶用炉の研究開発の問題については、やはり海洋に出て経済的に役立ち得るような状態にしなければいけない、そういうような忠告は、私は、もしやるとするなら、それはまさに適切だと思うのです。だとしますると、いま原子力船「むつ」の持っている事件内容というものを徹底的に究明するということ、そして海洋に就航できるような原子力船、そういうようなものへ集中的にやはり炉の開発を行う、そういう基本的な原点に立った形での研究開発の道を歩むということでないと、原子力船「むつ」の教訓に学んだということにはならないだ
原子力船「むつ」は、率直に言ってまだ船にはなっていないけれども、原子力船「むつ」そのものは経済的には使い物にならなくなっちゃったというのが実情だと思います。どんな弁解をしましても、そういう実情です。それならばそのような対応の仕方をすべきだというように私は思っております。 しかし、これは時間もございませんからこれでおきますが、時間の関係で、後はINFCEの問題でちょっとお聞きしたいと思いましたけれども、これももう後にさせていただきます。 通産の方からきょうおいでいただいておりますが、美浜の三号炉にまた何か故障だか事故だかがあったようでございますけれども、美浜だけでなく最近、炉の故障なり事故がいろいろ続いているようでございますが
弁動作が不調になってしまったのだということですが、その弁が悪かったというのは、製作面で何か問題があったのですか、あるいはまた部品の取り違えというような問題なんですか。どういうところで不調が出たのですか。取りつけ作業が悪かったということですか。どういうことですか。