さきの第四十二臨時国会は、石炭国会と言われながら、肝心の石炭関係四法案は審議未了となりましたことはきわめて遺憾なことでありまして、法案の流れた原因はいろいろありましょうが、世上、その最も大きな争点はいわゆる石炭三項目と言われるものであると思います。この点につきまして、去る一月二十五日の本会議において、総理を初め関係大臣が答弁されましたが、まずこれらの点を中心に質問を進めて参りたいと思います。 あらためて申すまでもなく、明年度より実施せんとする政府の石炭政策の大綱は、昨年秋の有沢広已氏を団長とする石炭鉱業調査団の答申に沿ったものであります。石炭鉱業調査団の答申は、需要の確保、生産体制の確立、雇用の安定、産炭地域の振興、その他きわめ
