ございます。
ございます。
横浜の社会党の多分縣連の役員だろうと思いますが、中村武、新日本産業、これはよく私は仕事は存じませんが、小さい工場だろうと思いますが、その経営をやつている人がございます。私は党の関係で面識の程度でしたが、私より加藤君がその人と懇意だつたろうと思います。たまたま私と加藤君と梅村氏の旅館で会いましたときに、中村君が來ておりました。聞くと始終そこへ中村君は來ておつたそうであります。何か梅村氏が大きくなる前に一緒に長く仕事をやつて來たという関係のように聞いております。そこで梅村氏と四人でいろいろな昔話などをいたしました。その際梅村氏は私に、私はこうして事業をやつておりますが、私の心持は昔電燈爭議をやつたときの心持と少しもかわりません。あなたの
そこで封鎖はそのまま研究所の会計に渡しました。現金は私が一應預かつて、選挙が済みましたときに——多分選挙が済んだ直後だと思いますが、中村君がやつて参りまして、実は小さな工場を経営しておるが、職工の賃金が二、三箇月拂つてないので、ひとつ二十万円くらい融通してもらいたい、こういうことでございました。そこで研究所関係の人とも相談をいたしまして、中村君の方としては借りるという心持でございましようが、私どもとしては何と申しますか、中村君に御礼と申しますか、そういつた心持で封鎖で十万円、現金で十万円中村君にお貸ししました。しかし大体は返されるか、返されないかということは中村君の自由にまかせるつもりでそのままになつておりますが、そこで残りの封鎖の
横浜の旅館でなくて、東京の旅館です。そこで別にそういう話は出ませんす、多分中村君が別に梅林君に話されたように思います。なおちよつと言い落しましたが、中村君がその金の融通について話に來られたときに梅村氏から手紙が参りました。その手紙には君の依頼の件は約束を果した。しかし君の心配しておるように、こればかりの金で加藤、鈴木両氏に何かを頼んだりするような、そういうけちな考えは毛頭ない。自分の氣持はそういうあれではない。その点は君は心配せんでいいという手紙を受取りましたということを、金を融通に來られたときに、そういう話を聞きました。
それは承知しておりません。
私の方から別に話を切り出したのではございません。
さあ中村君が梅村さんにそういうふうな話をしたか、別に私は聞いておりませんが、さつき申し上げましたように、むだな金なんか使わないで少し有益に使つたらどうかということを自分から話をしたと聞いております。
いやそうじやありません。梅村氏から中村君あての手紙でありますから中村君の、君の依頼の件を約束を果す、こういう手紙であります。
私は芝居が好きでして、旧劇が好きですが、梅村氏の事務所に劇作家の妹さんがおられ、切符が簡單に手に入りますので、私とりましたが、二、三回芝居を見に行つたときに、おそらくそれは事務所だつたと思いますが、そこで食べたように思います。
向うからそういうこと、その他に対して何も頼まれたことは一つもございません。私の方から頼んだこともございません。
ありません。
ちよつと数は覚えておりませんが、くつ下と何か敷布になるような木綿の地の厚いようなものを、多分一反もらつたように思つております。
さあどうでございますか、私別によく見ませんでしたが、何かそういう白いやや生地の厚いようなもののやうな氣がしますが、見ませんでした。
存じております。これは京橋の何といいますか私長く行きませんのでちよつと名前を忘れましたが、加藤さんのよく知つているお医者さんがありました。その時分私注射に通つておりましたので、そこへ八代さんが來られて、そこでの知合いか、そうでなければ加藤さんがそこの店で引合わしたのか、多分そうだろうと思いますが、八代氏とはあまり深い交際はありません。
金銭はもらいません。
今はウイスキーなどは割合に自由に買えるようですが、そのころはちよつと酒を買うにも店にはなくてめんどうでしたが、何というか三級酒くらいのウイスキーだがどなたか飲まれるならばあげましようということで、私は別に酒は飲みませんが、たまたま何か大勢で一度下町の方で一緒に話し合いましたときに、ふとそれを思い出して、それでは一つあすこにウヰスキーがあるからということで、とりに行つてもらつたことがあります。金を拂おうと思いましたが、要らないということで、それではしいて拂うことはないとそのままにした。それで何本かはよく覚えておりませんが、四本か五本じやないかと思います。
別にございません。
大体同じ関係だと思います。別に加藤君と私と比べて特にどちらが親しいということはございません。同じような関係だろうと思います。ただ私の方は同じ郷里だということでありまして、だからといつて特にどうしたということもございません。
今お尋ねの中に封鎖小切手、自由小切手というお言葉でありましたが、あとのは現金であります。封鎖小切手は見ておりませんが研究所の会計がシヅエさんのところへいただきに行つてもらつて帰つて、研究所の会計が処理した。私はそういう手続のことは存じておりません。
ちよつとお尋ねの意味がよくわかりかねますが、むろん封鎖小切手ですから銀行を経て來ておるのだと思います。それを手続をとつて研究所の会計が銀行に入れただろうと思います。私は詳しいことはよく知りません。