吉田総理大臣は、この質問に対して御答弁がないところを見ますと、これはこういう場合があり得るということを予想しておると、われわれは判断せざるを得ない。戦前において立憲政治の立場から吉野作造博士は「帷幄上奏論」を著わした。そうして軍の統帥と政治とを分離して、大元帥のもとに政治から独立しておるこのやり方に対して、まつこうから反対した。しかしながら、それでもとにかく兵制についてまでも国会に対して黙して語らずという専制ぶりというのは、この吉田政府が初めてだ。われわれが政府は米軍に日本を売り渡すというのはこれなんだ。この米軍の基地の所在、米軍の編成並びにその行動のいかんということは、これは日本国民の負担行為であります。日本国民がどれくらい今税金
