これは一概に言えませんですがね。それはアメリカから、或いはアメリカに限りませんが、外国から技術やいい機械を持つて来れば、それは十分コストの下るものもありますよ。十分償われているものもありますよ。併し例えば今問題になる鉄なら鉄というものをとつてみますと、運賃もよほど下りました、今は運賃も十ドル前後でしよう。一時の十七ドル二十ドルというようなときに比べると、よほど運賃が下つて、それでよほどコストを下げていますけれども、鉄なんかで言うと、中共から原鉱や粘結炭、これは遠路を運んで持つて来るのですから、運賃のコストが高いことはきまつている。鉄の値段を下げるのは合理化々々々というよりも、船賃を何とかすれば一番手つ取り早い、こういうふうな話です。
