なかなか苦しい財政のもとで、その負担を全部国で持つべしということも困難な事情があるでしょう。従って私は今度のこの脱脂粉乳の配給あるいは綿花からできるところの繊維製品の配給等を通じて、それが公平に配給をされるならば安くて一律の値段でもよいのですけれども、地理的の関係その他で必ずしも平均の配給ができないかもしれません。そこに配給の分量に差等が出るようなことが起るのではないか、片一方は食べ物でもありますし、そういう場合に一定の基準を設けておいて、その基準を越えて配給を受けたところは、一種の恩恵を受けたものとみなして、その分に対する配給値段というものは一割とか二割とか上げてもよいと私は思うのです。そうしないと、その一定の基準に達しない配給の
