まず木村参考人にお伺いいたしたいのですが、開発と自然保全というものが両立できない、こういうお話でございます。そのとおりだろうと思います。しかし私どもの使命といたしましては、いかにして自然保全をやるか、同時に、何をいいましても文明というのは人間のためにあるのでございますので、極力その方向にも努力しなければいかぬ。いかに調和させるかというところが大きな問題であり、かつまた琵琶湖という民族に与えられた資源、これをいかにして自然のままに後世に伝えるかというのが私どもの、現在に生きるものの使命ではなかろうか、このように実は考えておるわけであります。そういう面からいたしますと、まず第一番に、現在汚濁が進行しつつあるこの琵琶湖周辺において、いかに
