先ほど来いろいろな御質問に私はお答えをしておりますが、今先生がおっしゃった権利という観点からこれをとらえるということは、私たちの社会の成り立ちのルールからは相入れないものだと思っております。 基本的にはこれは、犯罪を犯した者は刑によって罰せられ、民事においてその責任を負うと。しかし、それがどうしてもカバーできないところを国民の税金で共生という理念のもとで補てんをしていくということでございますから、もちろん多ければ多い方がいいわけですが、そういう社会のルールと、それからその財源を賄っていく納税者の理解と、両方が変わってきた場合には先生がおっしゃるようなことも可能かと思いますが、現時点では私はそのような状態にあるとは思いません。
