これは「むつ」につきましては、試運転は事業団の責任でやるということになっております。
これは「むつ」につきましては、試運転は事業団の責任でやるということになっております。
これは原子炉の引き渡しを受けてから十二ヵ月以内に海上試運転を行うという予定であったわけでございますけれども、十二ヵ月という数字がどこから出てきたかということにつきましては、これは推測でございますけれども、ここの契約でもそうでございますが、一般にいわゆる瑕疵担保の期間は大体一年ということで、一年以内に試運転の完了を見ない場合はという、そういったところから十二ヵ月という数字が出てきたのではなかろうかと思います。 また、次に保証工事のところでは……
この契約の引き渡しの条件は、一応試験で満足して受け取っておりますので、契約上は一応引き渡しを受ける条件は整った上で受け取っているわけでございます。
「むつ」自身は完成はいたしておりません。
その点につきましては保証工事と申しますか、そちらの方の条文で一応原子炉について期間を設けておりますけれども、その期間内にそういう悪いところが出てきますれば、これについて事業団が請求をして、三菱が自己の費用でこれを補修しなければならないということになっているわけでございます。
先生の先ほどの御質問のあれで、三十六メガに達しなかったという事実はございますので、この期間内でございましたら当然この性能が保証されないということで、放射線漏れが起こったために出力が上げられないといううことでございますので、 〔委員長退席、理事後藤正夫君着席〕 当然三菱にこれについて直せという要求をいたしたと思います。
その当時は、その点については考えておらなかったんじゃなかろうかと思います。と申しますのは、出力上昇試験の際に、遮蔽についての実験等は出力大体二〇%ぐらいの段階でやろうという考え方から見まして、この前のような事態が起こるとは考えておらなかったわけでございます。
今回の遮蔽改修につきまして私どもが一番気を使いましたのは、先ほど先生御指摘の大山委員会の報告書にもございましたように、その中で、複数メーカーに製作を分担させるような場合は、特に技術面での主体性を事業団としては持っていく、これを一貫して継承する姿勢もこれは必要であるというようなことも言っておられるわけでございます。 それで、今回の遮蔽改修につきまして、その基本設計からこの改修をどういうぐあいに進めるかということにつきましては、もちろんこの設計をやりましたメーカー等の意見も聞きましたが、私どもとしては、まず最初にその原因の究明につきましても事業団が中心になり、原子力研究所あるいは船舶技術研究所のお力をかりてこの原因の究明に努めた。ま
昭和四十二年といいますか、事業団は原子力第一船の定係港のために、昭和三十九年度ごろから全国十数ヵ所を候補地として調査を実施をいたしております。それでその際、定係港の条件といたしましては、その定係港内において波浪が非常に少ない、というのは操船が容易にでき、また船の航行を助けるような設備が十分整っていること、それからまた、さらに十分な水深がとれると、また出入港航路に暗礁や狭水道が少ないことなどを考慮して、これらの条件を満足させる候補地を選ぶべく各地の調査を進めてまいりました結果、この大湊港を選定をいたしたという過程がございます。
その当時、当初具体的には大湊港の前に横浜の話もございましたが、大湊という港がその当時もいろいろな条件から見て最もすぐれておるという結論を持っておったわけでございます。
そうでございます。
今回の遮蔽改修並びに総点検関係の結果行います工事につきましては、事業団が中心になり、事業団として自信を持ってこれを完成させるという確信を現在持っております。
まず最初に、先生がおっしゃいました六隻と申しますのは、ソ連の砕氷船が三隻、これはまだ現在みな運航いたしております。それからあとはアメリカのサバンナ号、これはもうすでに燃料等は取り出して係船していると、近く博物館かなんかになろうとしております。それからドイツのオット・ハーンも昨年一応燃料を取り出して現在係船中と。それからあと一隻は「むつ」でございまして、これだけがいまのいわゆる平和利用としての船でございます。 大体そういうような状況にございまして、現在それぞれ各国ともこれらの船をベースにいたしまして、研究開発それぞれ進めておるわけでございますが、主として現在はアメリカもドイツもフランスも——ソ連はよくわかりませんが、それぞれ将来の
アメリカの場合には、一時サバンナが係船という話が出まして、その後、実は船会社の方から大型のタンカーをつくらしてほしいというお話が出まして、実際具体的な話として出たわけでございますが、それと並行してやはり原子力船でございますので、経済性の面から在来船とやはり相当な開きがある。これに対してやはり国として助成をしてほしいというような形で、原子力船についての助成法的なものが国会等にも出る。それら両者あったわけでございますけれども、こちらはなかなか通らない。またオイルショック等で種々の海運市況等も非常に悪くなってきたというようなところから、やはり一方でそのような大型のタンカー等の需要もだんだんなくなってきたというような諸般のいろいろな情勢から
現在、私どもの知っておりますところでは、民間企業におかれましては、ある社がドイツの原子力メーカーと原子力船についての技術提携をしておられますし、またフランスと技術提携をしておられる会社もございます。また、私どもの方は「むつ」の遮蔽改修等につきましてドイツとの技術交流、またドイツもいろいろ私どもの設計を見てもらうとか、またいろいろアドバイスをもらうというようなこともいたしております。また、現在私どもといたしましては、「むつ」においての二次炉心と申しますか、将来の経済性を見通しての燃料体の研究というようなことで、これについてはまだ現在調査研究の段階でございますけれども、これらにつきましてもフランス、ドイツ等から資料の入手というようなもの
「むつ」が一応改修が終わりました時点で、私どもは機能試験さらに出力上昇試験、それから実験航海といくわけでございますが、機能試験につきましては、すでに前回、どういうことをやるかということで経験もございますので、それに準じた形での試験をやっていきたい。また出力上昇試験の過程でどういう試験をやるべきかということにつきましても、これを各段階においてどういう試験をやり、どういうデーターをとるかということにつきましては具体的な計画が一応できております。またさらに、実験航海におきましてどういうことをやるかということにつきましては、これは前に原子力委員会また事業団の中に委員会をつくりまして、実験航海で大体どういうような運航計画を持って、各段階でどう
炉心につきましては、総点検の段階でそのもの自身についてのチェックといいますか、現在の段階ではその必要はないというぐあいに考えているわけでございます。それは設計自身についての見直しは一通りやってみておるわけでございます。それは炉心設計あるいは燃料設計等、設計上の点からは全く問題はないということの確認はいたしております。またさらに、炉内の燃料体あるいは構造物の健全性につきましては、燃料体製作の過程の検査報告書あるいは炉内のものについての検査の経過、製造過程等から見まして、その限りにおいては問題はないと。それからまた、一次冷却水につきましての放射能の測定、これの分析等をやっておりますが、この点から見まして、現在の燃料体にはそれが全くないと
その点につきましては明快に設計上の云々という言葉はございませんけれども、三菱との契約の中に、予測しがたい技術上の障害等により、この契約の履行が困難になったときは、両者協議して対処するというような形のものが一応入っておるわけでございます。
ただいま私どもが遮蔽改修工事で結んでおります契約は、石川島播磨重工業と船体部の第一期工事。それから三菱重工業と原子炉部の第一期工事というものについて結んでおるわけでございますが、石川島播磨重工業とは、現在船体部関係の工事を結んでおりまして、これは格納容器の外側についております遮蔽体の撤去と申しますか、それからそこへつけます遮蔽体の製作、またはこれに関連をいたしました治工具等の製作、これらを主として一期工事として考えておるわけでございまして、一期工事といたしましては、来年の二月いっぱいまでの工事でございます。 それから三菱重工業とは格納容器の中の原子炉部についての工事について契約をいたしております。これは格納容器の内部でやはりこの
放射線漏れが起こりまして、この原因についていろいろ専門家の方々に御意見を聞き、また私どもの方でもいろいろ実験あるいは解析等もやりまして原因を究明いたしましたところ、放射線漏れにつきましては、原因は設計のミスであるということが非常にはっきりいたしたわけでございます。 大山委員会の御指摘もございまして、遮蔽関係だけでなしに、本船についても総点検をしてみろと、こういうような御意向もございました。これを受けて、私どもといたしましてはやはり遮蔽のみならず、「むつ」の原子炉の設計、また現在ありますプラントの健全性、また最近「むつ」ができました以降、陸上の発電所等におきましてもいろいろトラブルが出ております。これらを参考にいたしまして設計等の