政府委員から申し上げます。
政府委員から申し上げます。
麦は、率直に申し上げまして、なかなかむずかしい問題であると存じております。それは、先ほど来ここでいろいろお話し申し上げました経過によりましても、麦の増産ということになりますと、口でそう言うことは言えますけれども、実際に生産を上げるということについては非常な困難があると思います。ことに、わが国の麦作は、主産地として伸びてまいりました地域は別といたしましても、多くが零細性でございます。しかも、その作付のやり方が、昔ながらの混雑をしておる。そこで、やはり表・裏作を通じて近代化できるような主産地を逐次増強いたしてまいって、生産コストを下げるようにしなければならないと思っております。したがって、そういうことにまず力を入れなければなりません。同
政府委員からお答えいたします。
全体として考えますならば、私は、できるだけ世界各国が不当な競争をやって各自が保護政策をとってまいるよりも、それぞれの事情、国々の事情が許す限り、門戸を開放して自由な取引ができるようにすることは望ましいことだと思っております。 そこで、ケネディラウンドでございますが、いまここで穀物協定のお話が出ておるわけでありますが、食糧庁長官も申し上げましたように、現在の国際市場において取引いたしておるその価格が一番の上限のところにあるのであって、したがって、価格帯が引き上げられたことそれ自体が直ちにわが国の輸入する小麦の価格に影響するということではありません。これは、申し上げたとおりであります。ことに、これからわが国が外麦を買い付けますのには
これは近く正式に協定が結ばれるわけでありますが、先ほどちょっと触れましたように、私どもといたしましては、低開発国に対する援助ということは、政治的に見まして世界各国ともできるだけその力を出すべきであるという考えにも協調をいたしまして、四百五十万トンの援助をやろうと。初めはもっと大きな数字であったようでありますが、だんだん話が積んできてそうなりまして、わが国にはその五%を負担してもらいたいという要望でございました。そこで、当初の話は、わが国が買い入れました小麦でその五%分を低開発国に援助してもらいたいという話でありましたが、さようなことは筋違いである、穀物協定その他ケネディラウンドについての話し合いはわが国においても国益を利することであ
ごもっともでございまして、先ほど率直に申し上げましたように、麦対策というのは、なかなか困難で、頭の痛い問題でありますが、私どもといたしましては、鋭意この維持拡大に全力をあげなければならぬと同時に、ただいまお話のございました飼料作物というような点についても、実は農林省の試験場等でもそういう角度からいろいろ技術的には検討いたしておるわけでありますが、なかなかまだこれが実現の運びには至っておりませんが、あらゆる角度から鋭意検討いたしまして、麦対策の確立をはかってまいりたいと、こう思っております。
御承知のように、麦につきましては、できるだけ麦の生産を確保するという趣旨で、昨年の予算でお話のように予備費で二億五千万円、四十二年度はいまお話のありましたように本予算で二億五千万円、けれども、麦全体のことにつきましては、食管で二百三十億円ほど支出をいたしまして、麦の保護のために、また麦の増産を継続することのできるために、あれだけの負担を国としていたしておるわけでありますが、私ども麦のことを考えますときに、いまのままで増産ということにつきましては、これは率直に考えましてなかなかむずかしいと思います。しかし、麦がある程度の自給度を維持してまいる必要のために、ことしは管理政策の新しいものを出しまして、いわゆる契約栽培という方向をとって、そ
御承知のように、ただいま麦は法律によりまして、パリティを割らない、それより以上で決定しなければならぬ、こういうわけであります。そこで、パリティのことだけに、その線をだけ守っておるということになりますと、なかなかむずかしい問題もございましょうけれども、私どもといたしましては、やはり御承知のように、米と違いまして間接統制でありますから、そこで、政府は無制限に買い上げるということによって、麦の生産者の生産は全部買い上げてしまうわけでありますが、それを今度は需要家に流します場合に、先ほど来お話のありましたようないろいろな影響によって、たとえば外麦の圧迫等によっても製品等において影響を受けるでありましょう。そういうことを考慮して、その間に立っ
麦の政府の買い入れ価格は、麦の再生産を確保することを旨として定めること、御指摘のとおりでございます。これは政府の買い入れ価格によって、麦の生産のために投下されました費用が回収される、同時にまた、さらに麦をつくろうとする場合はその生産に支障を来たさないであろうと認められる額を念頭に置いて、政府の買い入れ価格が定められるべきであるということを申しておるわけでございまして、本年諮問をいたしております指数及び価格につきましては、いまこれを政府は変えようという意思は持っておりません。
麦の作付の減少が、基本的には、経営の面において麦作の地位が御承知のように従属的である、したがって、その経営はきわめて零細的であるということ等でございますが、これにはどうしても私どもとしては規模を広げてコストを下げることに力を入れなければならないと思います。が、麦のつくり方は神田さんもよく御存じのように、日本では大体間、間に他の作物を植えておる畑が多いわけでありますから、ああいうところで機械化いたしてまいるということは非常に困難であります。したがって、われわれは表、裏作を通じて機械化を促進いたしたいと思いますが、やはり麦についてはなかなか困難な問題もあります。そこで、私ども、やはり基盤の整備、構造改善等によって麦の生産を集約的にして能
二億五千万円がたびたび出てまいりますけれども、二億五千万は、先ほども申し上げましたように、それぞれの施策をいたします予算でございますが、佐々さんにもお答えいたしましたように、政府は、米麦ともに大事な主食であって、ぜひこの自給度を高めたいという原則的な考え方でございますので、食管会計においても麦のために二百三十億も出しているわけであります。しかし、ここでいいかげんなことを申しておってもいけませんが、大体麦の増産ということを考えたときに非常に困難が伴ってくるということは、神田さんもよく御存じだと思います。そこで、私どもといたしましては、需要の最も多いような麦をぜひひとつ確保しなければならぬ。ことに日本人の欲しております特殊な主食の中に大
先ほど佐々さんのお話の中にございました、いまあなたのお話にもございましたが、作付が年々減ってきておる。しかし、よく考えてみますと、日本では土地生産性は決して劣っていないわけですね。労働生産性のほうが著しく落ちている。こういうことを見ますと、私は、やはり設備が非常におくれておる、前近代的であるといったようなことも言えるのではないかと思います。したがって、いまお話しのように、やはりできるだけ早く基盤の造成、それからまた機械化、そういうことによって生産性を上げるということにうんと力を入れなければならぬと思っております。なるほど十分とは申しませんけれども、四十一年度予算も四十二年度予算も、いま私が申し上げましたような方向に大いに農林省が力を
パリティ指数を下回らない程度に麦価をきめなければならぬ、それはいまお話しのとおりであります。そこで、ウエートのとり方につきましては、先ほど政府委員からお答えいたしましたように、過去五年間のものでは現状に合わない面がたくさんあるということで、ここで新しく四十年を取り上げたわけであります。そこで、このウエートの修正をいたしました計算でただいま米価審議会におはかりいたしておるわけでありますが、そういう面で、私どもといたしましては、いま米審の御意見を承りながら、その趣旨に沿うて麦価を決定してまいりたいと思っております。
価格は価格でございますが、麦の生産を維持、拡大してまいるということについての方策はやらなければいけないと思います。したがって、政府は、先ほど申し上げましたように、麦対策について全力をあげて対処いたそう、こういうことを考えておるわけであります。
麦の生産を維持、拡大いたしてまいるために、私どもとしては、積極的にいろいろなことを考えなければならぬと思っておりますが、そういう点については慎重に検討してまいりたいと思います。私どもは、ただいま米審にも御相談いたしておりますようなああいう取り扱い、つまり、地方の農協を通じて、麦をつくっておられる方々との間に契約栽培ということが始まるといたしますならば、その面においては需要供給の関係は安定するわけでありますから、今度の施策というものでかなり麦は安心してつくられることになるのではないか。事実上やってみないとその成果はよくわかりませんけれども、そういうことについて大きな手助けになる施策であろうと考えております。
政府が麦作農家に対して直接補助金を出すということは考えておりませんが、その営農の上において生産を上げ、経営ができるだけやりやすくなるような施策は進めていかなければならないと思っております。
ことしこれを修正いたしませんとなると、かりに一年延びるといたしますと、来年になればよけい実情に合わない点が広がってまいりますから、来年改定するということになれば、落ち幅はさらにがたんと大きくなるので、やはり実情に合うようになるべく修正してまいることが妥当ではないか、こういうことでございます。
私がさっき申し上げましたように、いろいろ検討して考えてみましたけれども、実情に合わないものをいつまでも置くと、さらにその実情の合わないのが翌年に尾を引いて、よけい実情に合わなくなりますので、今回改定するほうがいい、こう思いまして、その趣旨で米審にお問い合わせをいたしているようなわけであります。
審議会につきましては、私は私なりに個人的に意見もございますけれども、ただいま農林省がお願いをして米価審議会が開催のまっ最中に、審議会のことについてとかくの論評をいたすことは御遠慮申し上げたい。とにかく朝から晩まで非常に御熱心に討議していただいて、心から感謝いたしておる次第でございます。
私は、考え方がまことに簡単なんでありまして、政府の諮問機関であります臨時行政調査会というのがありまして、そこが答申を出しました。それを受けて、行政管理庁は内閣総理大臣に向かってこれを尊重してもらいたいということを強く言っているわけであります。その中に、行政府の審議会などには国会議員をわずらわすべきではない、国会議員は国権の最高機関たる国会の構成員であるから、行政府などの小さなことにわずらわすべきではない、こういう趣旨を書いております。それともう一つは、公団、事業団等の整理をせよ、こういう二つでありまして、その二つのことについて内閣総理大臣から各閣僚に厳命がありまして、この臨調の精神は着実に実行せよ、こういうわけでございまして、それを