一言も付け加えるものはありません。
一言も付け加えるものはありません。
択捉、国後、歯舞、色丹島に関しまして、わが国の固有の領土であるという主張は、先ほど川村さんもお話のあったとおり、ことに歯舞、色丹島は、北海道付属の島嶼でありまして、問題のないところでございます。これがとにかく現状としては不法な占拠が行なわれておる。そこで、そこで漁獲をいたしております漁民の安全操業の問題は、われわれといたしましても一日も早く解決をいたしたいわけでありますが、いままでの状況を見ますというと、いろいろ非常に複雑な問題があると思います。漁業の問題の先に、やはり外交的な国と国との関係の領土問題がほんとうに解決しなければなかなかむずかしい問題が派生してくると思います。たとえば入漁料という問題がありますけれども、元来が歯舞、色丹
米の米審を開会していただく日をなるべく早くきめたいと思いまして、各方面といろいろ協議をいたしておるのであります。きのうもそういうことをやったのでありますが、まだ日取りを決定する都合になりません。このあいだの米審の委員会でも申し上げましたように、準備の整い次第、なるべく上旬からおそくとも中旬にかけてはやりたい、こういうことで、できるだけ準備を急いでするようにいたしておるわけであります。
私どものほうでも、いろいろ事務的な資料整備その他のことは、これは一週間かそこらで急がしてやれば整えられると思っておりますが、やはり私ども農林省だけでいろいろ決定をいたすのにはそれだけの自由を持っておりませんので、党その他と相談をいたしまして、なるべく早い機会に開会をいたしたいという方向で相談を進めておる最中であります。
原因はいろいろあると思いますが、一つには、化学繊維の発達によって、天然絹糸のシェアがだんだん侵されてまいりました。一方におきましては、需要の異常な増加が逆に出てきているわけであります。そういうことで、現在までのわが国の蚕糸業はいろいろの原因がふくそうしておりますけれども、まず最初に申し上げましたほうの化学繊維等の、何といいますか、急速な発達が、少なくともわが国の蚕糸業について大きな影響を持ってきている、これは見のがすことのできない事実であると思います。
あの当時の施策について私は批判するつもりはございませんけれども、当時の天然絹糸に対する需要の減退というものは、北條さんよく御存じだと思っております。にわかにナイロンその他が伸びてまいりました。こういうことの結果、わが国の需要の一番お得意先でありましたアメリカの婦人用の絹靴下というものは、ナイロンににわかに置きかえられてまいりました。ところが、ナイロンの単糸、つまりよりをかけない糸だけでは、どうも味わいが出ませんので、よりをかけるために日本の絹糸が必要であるというようなことから、だんだんそういうことの需要が回復してまいりました。 そういうときの状況の見きわめ方につきまして、あるいは化学繊維の発達の将来の見通しを過大視した傾向はあっ
当時の政府の責任ということになると、私もよくわかりませんけれども、いま申し上げましたように、たとえばイタリアが今日養蚕、製糸はほとんど力がなくなってきておりますが、ああいう経過なぞを見ましても、わが国はしかし、よく今日までささえてまいったと、私どもはかえってそういうことのほうに感心をいたしておるのでありますが、一番得意先であるアメリカ市場が御存じのような状態になりましたときに、無理やりに農家がよく事情を知らずに蚕を飼い、繭をつくってみても、それはただたたかれるだけでありますから、当時の政府といたしましては、あるいは農業団体でもそうでありますが、こういうふうに一生懸命で蚕を飼って生糸をつくっても一コリ幾らにしかなりませんよと、こういう
養蚕業は、いま御指摘のように、山村においてもわりあいにできるものでありますし、ことに現在の国際的な環境を見ますというと、私どもは、これに力を入れてりっぱな農業となり、また、日本の経済の大きな一翼をになえるものであるというふうに考えております。したがって、いま、地方におきましては、養蚕業を中心とした構造改善事業でかなり成功いたしておるところもございます。ただ、農業の中で、養蚕業ほど労働力を必要とする農業はないのであります。これは、養蚕をあまりよく見られない人は、養蚕業の労働力というのを軽視しておりますけれども、ほかの作物は植えて一定期間というものは植物それ自体が成長してまいりますけれども、養蚕というのは四六時中目を離すことができないも
御存じのように、蚕糸業振興審議会で、ただいま御指摘のような問題については鋭意検討をしていただいておるわけでありますが、最近の需給状況に対処するためには、まず第一に、繭の増産をはかることが先決であります。基本的には繭を増産するということが基本でございますので、昨年九月に中央蚕糸協会から要望のございました繭の生産増強対策、こういうものについて力を入れてまいる。それからさらに、養蚕家のためには、先ほどちょっと触れましたように、構造改善等に助成することによって繭の合理的な近代的な生産を助成するようにいたしてまいりたい。審議会の答申をいただきましたならば、さらにその方向に従って努力をして所期の目的を達成するようにいたしてまいりたいと、こう思っ
御存じのように、昔は原料生糸が非常に大きな部分を占めておりましたが、最近の傾向から申しますというと、日本の織物としての輸出がかなり大きなウェートを占めるようになってきておりますので、ことに日本の特殊な絹織物について非常なあこがれがあるわけでございます。そういうことももちろん伸ばしていくべきであると思いますが、一方においては、日本の生糸を輸入いたしまして、そしてそれぞれの国でその国の需要に合うような織物を製造いたす傾向もございますので、なまの原料生糸の輸出も決しておろそかにするわけにはいきません。両建てで、そのときの需要に合うようにやってまいったほうがいいんではないかと、こう思っております。
私は、現状をあまり生産会社の経理について詳しくございませんけれども、一般的に言われておりますのは、加工絹織物のほうがマージンが多いようでございます。それは、まあもちろん相手方が日本の特殊な友禅であるとか西陣みたいなああいう織物に対するあこがれが依然として強いという傾向もございまして、フランスあたりに行ってみますと特段にそういうことを感じます。けれども、一方において、先ほども申しましたように、ローシルクを輸入いたしまして、それぞれの国の需要に合うようなものをつくってまいる、相手方の業界の要望もございますので、私どもといたしましては、傾向としては織物のほうがだんだんふえるかもしれませんが、ローシルクもやはりいま申しましたような事情で依然
私は、あなたのおっしゃる御趣旨と全部一致はしておりませんけれども、蚕糸事業団のような事業がその目的を完全に果たすためには、輸入もやはり取り扱うべきものである、こう思っておりますが、こういうことにつきましては、政府部内でさらに検討を続けてまいりたいと思っております。
この法律を作成いたします過程におきましてはいろいろ議論がありまして、私どもとしては、お説のように、調整機能を果たすという意味から申しましても、また、蚕糸事業団のような性格の機能を十分に発揮さして効果をあげるためには、輸入についてもある程度のことができるようにするほうがいいと思っておるのであります。しかし、御承知のように、韓国または中国糸等の輸入は、それぞれ別個な形式でやっておりますし、それから国によっては保税に入れておるところもあります。そういう関係で、検討というのは、ただ単なる検討という御返事とおとりくださらないで、あなたの御指摘になったような点について一方草案の当時十分いろいろ政府部内で検討いたしましたが、いろいろな関係がござい
お説全く同感でありまして、私どもは、統制ではございませんから、政府がきめた方向に引っぱって行こうというわけではございませんけれども、やはり行政としてはいろいろの面できめこまかいお手伝いをすることでなければうまくいかないと思います。これが最終的な目標は、先ほど北條さんにも申し上げましたように、私どもは蚕糸業というものについては決して失望いたしておりませんで、これからますます拡大されることを期待するような方向で努力を続けてまいりたいと思っております。
たいへん養蚕のために御心配をいただきまして、ありがたく拝聴いたしたわけでありますが、御存じのように、最近は、だんだんと県養連が中心になりまして協約が進歩をしてきております。普通の地方の製糸家との間にはもちろんそうでありますが、組合製糸がだんだん発達して、組合員の繭を組合製糸が購入いたします。そういうことの話し合いの間にはきわめて民主的に価格が決定されておるわけでありますが、相場の変動につきましては、これはもうよく武内さんも御存じのように、需要の関係で大体繭高に掛け目がきまりまして、それを基準にして協定いたしてまいっておるわけでありますから、昔のようなことはだんだんなくなってまいりますが、基本的に、先ほど来私どもがお答えいたしておりま
ただいま御決定になりました附帯決議につきましては、政府におきましてもその趣旨を十分尊重いたしまして、慎重にその施策を進めて御期待に沿うようにいたしたいと存じます。
中小漁業振興特別措置法案につきまして、その提案理由及び主要な内容を御説明申し上げます。 わが国の漁業は、その漁獲金額において世界最高であり、動物たん白食糧の重要な供給源として、国民経済上きわめて重要な役割りを果たしておりますが、その生産の態様は、大規模漁業から零細な沿岸漁業まで、多種多様となっております。その中にあって、中小漁業は、総漁獲金額のおおむね半ばを占め、わが国漁業において主要な地位にありますが、最近、漁業経費の増大、国際的な漁業規制の強化等に対処して、その近代化と合理化をはかることが緊要となっている業種が見られるのであります。 このため、これらの業種にかかわる中小漁業について、沿岸漁業等振興法に規定する中小漁業に関
昨今の麦の作付反別の減少が、基本的にはやっぱり経営面における麦作の地位の従属性と申しますか、それから経営の零細性、それから麦作技術の低位等によりまして、麦作の収益性、生産性が低いということに基因しているのではないかと考えるわけでありますので、私どもといたしましては、優良品種の導入、それからまた、土地基盤の整備、あるいはまた、土壌改良などと施肥改善等、技術の改善によって、一貫した機械化と表・裏作を通じて生産組織の育成による作付規模の増大、こういうことをはかってまいりたいわけでありますが、御存じのように、日本の麦作の中には、いま申しましたように、非常な零細性もその特質でありますし、麦の間々に桑を植えたりイモを植えたりいたしておるような面
麦作につきましてなかなか経済的に見て窮屈であることは、先ほど参事官から生産費について申し上げましたことでも私どもも理解できるわけでありますが、そういうことで、この麦作についてその生産費をカバーするだけの価格が望ましいではないかと。先ほど申し上げましたのはまあ全国平均で、商品として麦を売却するような農家もございますし、中にはほんの家内仕事で自分たちが若干食べるものをつくっておるというのまで、全部平均しての生産費でございますが、私どもといたしましては、麦の主産地の商品生産を主体といたしました麦作農家の生産費をカバーするということをめどに考えているわけでありまして、したがって、麦について、さらにいまお話しの飼料麦等も含めて増産されることは
ちょっと最後のところが聞き取れませんでしたが……。