子供の出生率が低下している一番大きな原因というのは、よく子供にかかる費用、教育費などが非常に高くなっていることだと言われておりますが、実はそれだけではなくて、経済学では機会費用という概念がございます。これは子供を産むことによって例えばそれまで働いていた女性が賃金所得を失う、この方が実は物すごく大きなコスト効果を与えるわけでございます。ですから、出生率を上げるためには、先ほども若干触れましたけれども、子供を産んで育児をする場合でも仕事をやめなくても済むような措置をすることによってこの機会費用を減らす、それによって出生率の回復を促進する、そういう考え方の政策が必要であろうかと思われております。
八代尚宏
参議院・昭和女子大学現代ビジネス研究所特命教授
累計発言数
157件
最終発言
2024-05-23
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