私は、原子爆弾被爆地域の拡大について厚生省側の意見をただしたい、かように思います。 被爆後四十有余年を経過した今日、原爆の後遺症に悩み、高齢化も相まって、介護の問題、あるいは医療、健康不安等の問題を抱えながら、被爆地域として指定を受けられないために現行の原爆医療法を初め法の援護の傘に入らない人がたくさんおることは、皆さん御承知のとおりであります。長崎における地域拡大については、過去昭和四十九年、さらに昭和五十一年に一部の地域が健康診断の特例区域に指定されたにとどまって、その後何ら今日まで進展していないのが実情でございます。 御承知のとおり、この被爆地域の指定については、昭和五十五年、原爆被爆者対策基本問題懇談会から、科学的、
