私は長官を指名しておいた。事務官に聞こうとは思わぬ。政治答弁のできない人に聞こうとは思っていない。そんなことだったら私はここへ出る必要はない。じゃあ、通産大臣に承る。
私は長官を指名しておいた。事務官に聞こうとは思わぬ。政治答弁のできない人に聞こうとは思っていない。そんなことだったら私はここへ出る必要はない。じゃあ、通産大臣に承る。
私がお尋ねしているのは、二百四十円はいつまで続くか、変化があるのはいつか、変化がもしあったとするならば、それは幾らに上がるか下がるかということです。具体的に言えば、それを聞いておる。 その志向するところを先取りして政策をつくるのが経企庁の任務であると同時に、その素材を提供して一日も早くこの異常な円高を解消するということは通産省の任務であるはずである。被害者救済は緊急の要務である。したがって、これに反対する意味で聞いておるのではない。いまやけどをしておる病人にどうカンフル注射をするかというのがこの法案でしょう。だからこれは賛成なんだ。しかし、これだけでいいのか悪いのかの前提をまず踏まえてかからなければ、この内容の是非善悪を問うわけ
ようやく一つの答弁が出ましたね。ことしの前半はむずかしい、後半には期待がかけられる、しかる後二年間をめどとして大体この円相場の関係は解消したい、そのためにこの時限立法は二年とする、こういうことでございますね。 私は、実は何も通産大臣や経企庁の長官に食いついているわけじゃないのですよ。基本が崩れるとせっかくつくったこの法案も効果を発揮しないおそれが発生するからです。なぜこんなことを聞くか。特に宮澤君に聞きたかった。宮澤君と河本通産大臣は、求められて、国民の期待を受けて、何とかこの二人ならばこの不況打開ができるだろうというので重要閣僚に迎えられた。二人ともやがて総理の候補者なんです。期待をかけている。それは私のみならず国民一般が期待
まず前半は答えができにくいが、ことし後半に期待をかけている、こういう御答弁のようですね。 しかして、今日この円高のおかげで被害をこうむっている人と、おかげで笑いがとまらぬという国民がある。同じ不況下においても、おかげをこうむって喜んでいる人もあれば、悲しみ、倒産に追い込まれている人もある。格差は広がると同時に、日本経済が二極分化を余儀なくされている。その被害者の一部救済法がこの法案である。まず被害者を救うことの方が先ですから、被害者は一体だれとだれであるか、企業にすれば何と何であるか、この原案をおつくりになるときに通産大臣はどうまとめてみえますか。
私の質問に答えていただきたい。被害者はだれとだれであるか。だれという言葉が特定であるとするならば、何業と何業であるか、どう通産省はそれをキャッチしているかと聞いておるのです。
この法案では、業種指定ができるようになっておりますね。最初から通産省の方は指定しておらないですね。業種の指定は業界の自主的な申し出によって決める、こういうことなんですね。そうじゃございませんか。
私がなぜこんなことを聞くかといいますと、この法案の説明やら内容やら見ますと、大体輸出で被害を受けている業種に主体が置かれているようでございます。しかし、それは確かにおっしゃるとおりでございまするけれども、輸入関係も大変な被害を受けておるということをどこでどう調節しようとしていらっしゃるのかが聞きたいわけで、円高ということは、ドルで商売しておったら、円高であったらそこへ輸出したらもうかるのですよ。したがって、発展途上国、特にあなたがいまいみじくもおっしゃった繊維製品、雑貨のごときは、輸出はどんどんふえておる。もうかるからです。値段は同じでも、円高のおかげで二割から三割の利潤が浮いてくるのです。発展途上国から日本へ輸出すると。その銘柄は
もとよりこの発展途上国からの輸入の増加は、円高だけが原因だなどとやぼなことは言いません。しかし、円高がだんだん進行して、二百六十円から二百五十円、二百四十円といくにしたがって輸入が急激に増加しているものがある。 たとえばそれを繊維にとりますと、西陣、友禅、しぼり——しぼりも以前は絹が多かったのですが、いまでは夏のゆかた、盆踊りのお祭り衣装ですね、ああいう綿織物にまでこれが波及してきている。それから、すでに鎮静したと思っていたコールテン、別珍、これの輸入もまた増加の一途をたどりかけてきている。せっかく鎮静してようやく将来の見通しができかかったと思うこのコールテン、別珍が、またこういうことなんです。 それは円高により輸入がしやす
私のお尋ねに答えていらっしゃらない。円高による輸入増大、それによって悪影響を受ける当該企業、これはどうなさるかと聞いておるのです。この法案で救う用意があるのかないのか。ないとするならば、あなたがいまちょっと触れなすったが、別途法案を用意するという用意があるのか。どっちです。被害は同じように受けている。
被害を受ける味は同じでございます。電気でやけどするのも炭火でやけどするのも、やけどの味は同じです。しかも、かつて池田通産大臣が経済の転換期に思惑をやったのが倒れていくのはやむを得ぬと言ったということを覚えておりますけれども、これは自分の思惑じゃないのだ。政府の施策のおかげだ。構造不況構造不況と言うけれども、それは構造ではないのです。政府の政策貧乏なんです。したがって、せっかく中小企業庁が英知をしぼってこんないい法律をおつくりになるならば——この内容は私は賛成ですよ。しからば、それをあまねく広く被害者に平等に分かち与えられるようにするというのが本当の親心じゃござんせんか。そこをひとつよく勘案して、輸出で被害を受ける者、輸入で被害を受け
円高による被害者は平等に救う、しかし、この法案で救うのは大体主体が輸出被害者であるが、輸入で被害を受けた者もケース・バイ・ケースで救う用意がある、そういうものがあったら申し出てもらえれば、それぞれのケース・バイ・ケースで対応策を講ずる、こう受け取ってよろしいですか。違いますか。違うなら否定してください。
わかりました。 次に、この法案の内容を見ますと、いま長官がちょっと口の端に出されたように、融資の問題、それから税制の問題、この二つが救済の方法として二本の大きい柱のようですね。融資と税制、そう受け取ってよろしいですか。ほかに何かあったらつけ加えてみてください。
大蔵大臣にお尋ねする。 これだけ不況で、それが原因で福田内閣までがもはや信用を失墜しているやさきに、どういうことか、同じ日本の国内にありながら、倒産とかマイナスとか聞いたことのない業種がある。それは何か。金融機関だ。 金融機関が倒産するなどということは避けなければならぬことです。避けなければならぬ。私も、かつて自分のおやじが銀行を経営していて、昭和の始まりに銀行が次から次へと倒れて、おかげで姉の嫁入り先まで変わり、私の行く学校までが変わったことをいまだに忘れずに覚えております。したがって、有限責任とはいうものの、無限責任に追い込まれる。銀行が倒産するなどということは避けなければならぬ。しかし、これほど不況だというときに銀行だ
その答弁たるや、もって瞑すべし。銀行倒産が続出したその発祥は、衆議院本会議において時の大蔵大臣が、固有名詞は言わなかったけれども、追い込まれて「た」って言ったから始まった。それは台湾銀行の「た」なんだ。これは、河本大臣は実業家でいらっしゃるから、特に関西に関係があるからよく御存じでしょうけれどもね。ですから、あなたの答弁はよろしい。 しかし、倒産しないのが悪いと言っているのじゃないのですよ。倒産しないようにあの手この手が仕組まれて、その結果、せっかく政府が親心でもって、倒産しかけている、あるいはした、するであろうという企業に金を貸す場台に、銀行経営者が涙も情けも容赦もなくしてぶった切っている。これはやめさせなければならぬ。特に、
銀行にしろ、企業にしろ、内部留保を多くして、固有の資産をふやすことは、私は違法だとかけしからぬとかは言いません。マルクの上昇をうまく利用して企業の体質を改善したのはドイツです。これはむしろ日本も学ぶべきであると私は思っておる。日本の企業の弱さの第一は、企業の内部資本が少な過ぎる、銀行からの借金が多過ぎるというところに大きな欠陥があるのですから、それは円高を利用して、逆用して——逆用というよりは有効に使って、企業の内部留保をふやすことは、銀行にかかわらず、生産工場にかかわらず、私は必要なことだと思っている。それを言うておるのではない。それに従って違法行為がまかり通っているところに問題がある。 では、具体的に聞く。歩積み両建てはいま
歩積み両建て、古くて新しい話です。予算委員会に特別委員会をつくって、銀行当局はおろか日銀にも猛反省を促したことを私はきのうのことのように覚えている。あれから十五年、それ以上たっている。しかし、依然として変わらない。スタイルが変わっただけで内容は変わらない。 私がこの際申し上げたいことは、特に総理もそうなんですけれども、景気を刺激するために国民に金を与えよ、戻し税をしろと言いますと、戻し税をしてもこれは購買に回らない、それよりは産業投資の方がよろしいなどと平気でいけずうずうしく言う人がある。もしそういうことがまかり通るとするならば、歩積み両建てはどうなっておると言いたい。つまり、親からもらった子、孫が、受け取り代金を十分に使いたい
そういうことを言って額面どおり受け取っておるから、事が間違ってくるんだよ。 しからばお尋ねする。四%取っているところがあったら、返すか。銀行局長、政府資金のトンネル口銭を保証協会でいま言った一・〇%何がしよりも余分に取っておったところがあったら、それを返すか。歩積み両建てがあなたが言ったとおりになっていないところがあったら、あしたから解除させるか。どうです。
何ぼ厳しく取り締まろうが、大蔵大臣の通知を出そうが、銀行局長の通達を各銀行の支店の入り口に大きなビラで張ろうが、なお改正されていないから、私がこんなことを言わなければならないんだ。あなたがいま言った率よりもオーバーして取っておるところがあったら、返させるか。私は具体的に言いますよ。 時間が来たようだから、私はこれで結論にする。 もう一つの問題がある。これは銀行の法律違反、銀行の大蔵省指示違反、たくさんあるけれども、もう一つわれわれが考えておかなければならぬことは、円高によるところの被害者についてである。 円高は決して損することばかりじゃない。おかげで輸入してもうけておる連中がよけいいるんだ。それを国民に返しているか、いな
委員長のお許しを得まして、与えられた時間短こうございますけれども、簡単に御質問を申し上げたいと存じます。 大変な不況でございます。言語に絶すると言っても差し支えございません。この休会中に、私は野呂委員長のお供をいたしまして国政調査をいたしました。また、例年の例でございまして、地元愛知県の知多織から一宮毛織、尾西毛織初め、藤原さんの郷里の泉南から、京都の北の丹波、但馬から、福井、石川、泉南だけでも私この休会中に三回行きました。大変な不況です。大企業までが青息吐息です。株価を保つために、流動資産のみならず、不動産まで売って帳簿を合わせてみえる、大きな紡績が。しかし、中小零細企業になりますと、機械を売るどころの騒ぎではない。工場の中の
結構な御高説をいただきましてありがたい幸せでございます。 私は、宮崎通産大臣、宮崎大蔵大臣というのは、これはお世辞でもなければ、うそでもなければ何でもない。戦後、私は、通産大臣、大ぜいのお方とつき合いましたが、最高のお方は高碕達之助先生です。自民党です。あのときに一番しっかりした基本が確立して日本経済が上向きになってきました。あのお方は原稿を読まれないのです。頭の中から案を出される。あるいは宮崎先生は何度もここへ来ていただいて質問をしますが、いつでも原稿を読まれないのですね。頭の中から政策が出てくる。そういう意味において、私は、高碕先生にかわる人は宮崎さんだと、かように思っておるわけでございます。 したがって、何と申しましょ