今はまだどれを使うということは勿論私の心の中でもきまつておりませんし、それから外貨を寝かしておくということについてはその点の御批判がありました結果ですか、相当外貨は寝かさずに多少稼ぎのできるようになつておるはずでございますが、それももつとよく活用して行きたいと思つております。
今はまだどれを使うということは勿論私の心の中でもきまつておりませんし、それから外貨を寝かしておくということについてはその点の御批判がありました結果ですか、相当外貨は寝かさずに多少稼ぎのできるようになつておるはずでございますが、それももつとよく活用して行きたいと思つております。
一々それを私は申上げていないのでございますが、過去の蓄積資本のうちを適当に崩して行つて、それで以て来年度の予算の不足分は助けて行きたい、かように考えております。
多くなる少くなるということを私は申上げにくいのでございますが、併し常々生産増強ということは一番月掛けますので、生産増強も必ずしも生産の仕事にじかに行く金でなく、生産が増強されるのに一番助けになると思うほうに重点を置きたいと思つております。それから今までに財政設資をしましたもので、それに代るもつと有効なものがありはしないか、これも私は只今検討中でございます。従つて前の数字に更に加えるというのでなく、前の数字が減つて別に加わるものがある。その差引が、いずれ詳しく見ないとわかりませんが、ここで私が端的に申しますと、前より殖えるのだろうというふうに考えております。
外資の導入ということは、お説の通り余りはかが行きません。これはどうもまだまだ日本に外国が余りうま味を感じない。信用のあるなしよりは、うま味を感じないというふうに私は思います。それから外貨の活用と申しましたのは、まあ銀行に預けるとか、只今までのところはしみつたれた話でございますけれども、これは通産省と相談いたしまして、外貨を一番能率的に使う方法はあちらの言い出すことは幾らでもあるでしようから、それをよく見まして活かして行きたいと思つております。
ガーナーの意見は、私も大体において同意見でございまして、ああいうふうにやつて行きたいと思います。それにつきましては、重点的ということは私も初めからそういうふうに考えております。ところが、大きな船が海を進んで行くというときにかきが付いたり苔が付いたりして進行が非常に遅れるのと同じように、重点的でないところにお金が行きたがる傾向がありますので、それを全然なくなすのが本当でございますが、なくなすのに非常に骨が折れるということを自覚しているのでありまして、とにかく方法はいろいろございましようが、重点的に入れるということに私は全力を注ぐつもりでございます。
昨日来私の御答弁申上げたことは、その通りでございます。今後私は成るべく勇敢、大胆にやつて行きたいと思います。
お説は御尤もでございまして、物によつては過剰生産もあります。そこで只今のところで過剰生産でない物もありますし、それから又過剰生産であつても、それが今おつしやるように安くできる、或いはいい品質になれば外国へも売れるだろう、それは過剰なことが必ずしも恐ろしいことではない、こういうふうに考えておりますが、私が生産増強と申しましたのは、生産が増すということもありますが、よくなる、即ちいいものができる、それから又国力全体が向上するように、直接に生産にはきかなくても間接に非常に役立つというようなものを考えまして、それに重点を置きたい。それから物によつてはそれが、或る品物が生産が殖えると、早速それが生活程度の向上になるというふうなものもあります。
そのようにいたしたいと考えておりますが、殊に今のお話のようなのは税が戻るというふうなことができないのでございましようか、ちよつと私調べて見ませんとわかりませんが、よく研究しまして特にそういうのは早く適当な方法を講じるようにいたしたいと思います。
全くあなたのおつしやる通りでございまして、そういうあなたのおつしやる事業を無駄とは決して考えておりません。
一番初めにお断りしておきたいのですが、国の苦しみを見るに忍びないという大きなことを言つたかどうですか、これは記憶にございませんが、多少頭の中にあつたことは否めないと思つております。そこで日本がこう苦しんでおるのは、一番主なる原因は、やはり戦争の災にほかならないと思う。それが相当になおつたのはむしろ仕合せと思う。適当な外国の援助があつたことと、或いは自分で勉強をして回復して行つたとかいうことはございましようが、それをもつとよくするためには、前にも申しました一番のことは、みんなが勉強するより仕方がない。併しそういうことを申しますと、人は勉強のできるようにしてくれるがいい、そう言うのですが、無論できるようにする必要もありましようが、みんな
やはり国の国民経済をよくし、又国民の生活水準を上げて行くというふうな点は、やりたいことがたくさんあつてもそれができないということが今の我々だろうと思うのですが、やりたいことをやつて行くためには、どうしても今税金が殖えて行く、税金を殖やすということはみんなが苦しむからこれはできない。そうすると限りある財源を一番能率的に使つて、そうして国の進歩を図つて行くということよりないので、資源の足りない、財源の足りないということが、今の日本の財政の一番苦しいところだろうと思います。
それもございましようけれども、どうも今割合を見ましても、これが不要だというものは私はないと思うのですが、つぎ込み方が或いは当を得ていない、収入を支出に割当てる点において或いは当を得てないところがあるのじやないかということを考えております。
今は一七%ですが、それが多くなるのがいいのか、少くなるのがいいのか、そのときによつて違うのですが、殖やさないほうが私はいいだろう、この程度で少くてもとめておくのが本当だと思います。
無論国の財政は一般会計と地方財政と両方を見て行かなくちやならんものでございます。
押えて行きたいと考えております。
これは只今申しましたような一割七分、一七%に財政規模を縮めておいて、而もどうにも使わなくちやならないというふうなものを財政投資というふうなものに使つて行つて、そしてそれがどうしても一七%を超えるというふうなことがあるかも知れませんが、これがいわゆる弾力性ということで、止むを得ず又国のために要るものに、大体主として投資だと思うのでありますが、資金を活用して行くということを大体考えております。
均衡財政と申しませんと、とかく弛んで来やしないかというふうな気持がいたしまするので均衡財政と申しましたのですが、均衡財政で窮窟で困るのでそれに弾力を持たせる。持たせたら何になるかというと、それが健全財政であるというような気持でおります。
防衛の金が二一%あるようですが、これはいろいろの意味においてやはり国の健全に保たれるための必要なものと私は思うのですが、これは見解の相違で或いは禧議論があるかと思いますが、これをなくなしてしまうとやはり治安が悪いとか、或いは民生の安定を欠くとかというふうなことが起つて国のために悪い。但しこれを大きくして行けば、あなたのおつしやる不生産的ということにまでなつて健全な財政でないということが言えるかと思います。
これは成るたけ少くなることを私は希望しておるのであります。それに私は努めるつもりでございます。
貿易をよくしますためには各方面に向つて力を用いなければならない。今まで大体商売のやり方が繊維製品とかいうふうなものに一番仕事も多うございましたし、力も入れてありましたが、このほかの商品につきまして、又アメリカといわず今までに行つておつた地方以外の所に販路を求めるということによつて努力を重ねて行けば、或いは減少を食いとめられるか或いは多少殖えることがある。そういうふうに努力の結晶で行くより方法はないと思います。