この点は御指摘のように、今もって工業と農業、水産業の国民経済に及ぼしておる比較研究によってどちらをとるかというような問題も、私は将来研究していかなきゃならない。そういう場合に、もし他の工業の方が国民経済に寄与する点、増進のためにいいとなれば、むしろ農業生産事業が工業に移っていくかわりには、そのかわりにそれに対して補償をする、あるいは優先雇用の道を新規の工場にとらせるとかいうような方法が新しく考えられなくちゃならぬと思います。同時に、そこまでいかないでも生産は続けられるが、損害を与えるという程度であれば、これはそれに対して従来種々の法律ができておりますから、この基準が早く設定されることをもって、補償、損害賠償という程度で進むべき部分も
