その使い込みの内容はどういうのですか。
その使い込みの内容はどういうのですか。
二十四、五年ごろと言えば、もう大方戦後の妙な空気がなくなつて来たときだのに、人の金も自分の金もみな同じように考えるというのは少しおかしいじやないですか。そういう人をあなた方は雇つておつたのですか。
そういう風習が抜け切れないというのは、どうもわれわれにはわからぬのですが、今のあなたのお言葉は、不動産を扱つている人に対しては非常な大きな問題じやないてしようか。そういう風習でみな仕事をしていると言われたら、そうでなくてさえ不動産業者というものは世間から特殊な目で見られているのでしよう。それを、社長であるあなたが黙認しておつたということは、われわれには了解できませんがね。
このお金は、財務局とかあるいはその新宿出張所、こういつたものに対する接待費なんかに使つている面も相当あるのではないですか。
ほんのささやかな程度というと、どの程度のものなんですか。われわれにはわからないですが……。
そうすると、その程度のものでしたら、金額にしてはわずかなものですね。
そうすると、二千万円の、ほかは一体どこへ使つているのですか。それはわかりませんか。あなたの方は二千万円と言うし、財務局の方では四千万円と言うし、そのお金はどこに使われているか、わかりませんか。
その使い込んだ金はどのようにして補填しましたか。
けつこうです。 中野四郎君
山田長司君。
飯沼さんにお伺いしますが、そのときにあなたが折衝した財務局の方はどなたですか。くじ引きに立ち会つた当該の責任者はどなたですか。
くじ引きのときといわず、三人が行つて、やらせていただきたいという交渉をされた当面の責任者はどなたですか。まさかそれがわからないわけはないでしよう。局長ですか。
思いますではないでしよう。それだけの重要問題だつたら、おわかりでしよう。それだけ折衝されたんだから……。それもわからないのですか。
部長と係長の名前をお つしやつてください。
了承いたしました。 高木松吉君。
飯沼君に申し上げますが、速記がとりにくいそうですから、こちらの速記台の方に向つて明瞭に御発言を願います。
ほかに御質問がなければ、飯沼証人に対する尋問はこれにて終了いたしました。 証人には御苦労でありました。 本日はこれにて散会いたします。 午後一時十八分散会
ただいまより会議を開きます。 国有財産管理処分に関する件(物納国有財産払下げ関係事件)につきましては、すでに基礎調査も完了し、理事会においてその報告を聴取した次第でありますが、この際国有財産管理処分に関する件(物納国有財産払下げ関係事件)につきまして本委員会において証人を喚問し証言を求めることにいたしたいと存じますが、これに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なければ、さよう決定いたします。 なお、本件につきましては、理事諸君の御了承を得まして、本日、関東財務局新宿出張所管財第一課長井上俊介君、案田八郎君、四月二十八日、新郊土地建物株式会社々長飯沼文二君、都不動産株式会社々員中内善馬君、元都不動産株式会社々長田村秀吉君、四月三十日、前関東財務局長井上義海君、大蔵省管財局長窪谷直光君、会計検査院検査第一局長池田修蔵君、以上八名の諸君に証人として出頭を求める手続をいたしておいたのでありますが、以上の諸君を本委員会の証人として決定するに御異議ありませんか。 〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
御異議なきものと認めます。よつて証人として決定いたしました。 なお、証人の出頭期日等に変更を生じました場合の措置につきましては委員長に御一任願います。 —————————————