そうすると、こういうように了解をしていいですか、たまたま旧館を売って、だいぶ金が予想外に入ったから、どこかにこうしておいて、こういう金をつくったからおまえら研究開発をやってみよと、何なら補助をやるぞと、私はいままでの御説明をずっと聞いておって、この文化基金の設立はそういう感じがする。事のついでに、いままでNHK自身がおやりになっていたし、またNHKでできるのだけれども、カラー受像機のないところにはくれてやる。百二十億の金を使って放送文化基金というような財団法人をつくって、どうしても仕事をしなければならないんだという必要性は全然感じられないじゃないですか。
