いろんな葛藤。葛藤という生易しい言葉では表現できないと思うのですが、押そうかどうしようか、いろいろあったと思うんです。非常に悩まれたと思います。その誘惑を排除したものは何だったのかと先ほどお尋ねしましたけれども、実は先ほどの崔さんの言葉の中にそれがあるんです。象がネズミをかんでもネズミが象をかんでも痛いのはネズミだけだと。かまれて自分を失うよりかんで自分を取り戻したい、やっぱりこれが一つの信念を貫かせたという気がいたします。これは非常にいい表現、すばらしい表現だと思います。 それで、今回の改正案の中身が指紋を押す制度全廃ということがありますので、その絡みで、じゃ、かつて指紋押捺拒否した人で不利益をこうむったままの方をほうっておい
