お答えいたします。 最近の雇用失業情勢は、景気の足取りが力強さを欠いていることを反映いたしまして、労働力需給の緩和、失業者の増加等厳しい状況にあります。全体として見ると、このところほぼ横ばいの動きを示しております。すなわち、完全失業者は前年の水準を十万人前後上回り、完全失業率も二・四%前後の水準が続き、また有効求人倍率も求職者の増加、求人の減少により本年五月以降〇・五八倍の水準で推移いたしております。 政府としては、景気の着実な回復と雇用の安定を確保するため、先般総合経済対策を決定いたしましたが、これらの諸対策の効果が浸透することにより雇用情勢の一層の悪化が回避され、徐々に改善の方向に向かうことを期待いたしておるところでござ
