割当買入れをすることになりますが、この割当買入れが最後に遂行できない場合にどういうことになるかといいますと、法制的には食糧確保の緊急措置令がございますので、その関係は出て参りまして、俗にいわゆる強制買入れという形は出て参ると思います。
割当買入れをすることになりますが、この割当買入れが最後に遂行できない場合にどういうことになるかといいますと、法制的には食糧確保の緊急措置令がございますので、その関係は出て参りまして、俗にいわゆる強制買入れという形は出て参ると思います。
酒造原料の点につきましては大蔵省ともいろいろ打合せをいたしまして、御承知のように米は六十万石ということを出しました。農林省といたしましては、そういう観点からいたしましても、もう少し減じたかつたのでありますけれども、酒税の確保という観点から六十万石を動かすことができない。これは非常に円滑に行つておるようでありますから、この点の御心配はなかろうかと思います。それから一番問題になりまするのはアルコール関係で、甘藷の手当が今年は十分に行かなかつたということを聞いております。もう少し価格が下がるであろうと一応思つたのが案外甘藷の価格が下らなかつた。そのほか澱粉に関する需要なんかも相局増大しました関係で、切干し甘藷に関する手当が若干遅れたという
非常に需給が緊迫して参りました場合に、釀造原料をどの程度まで切り詰めるか、その見当を持つておるかというお尋ねでありますが、只今のところそういう腹案を持つておりません。過去の実績から申しますと、釀造原料が一番低かつたのは、あれは二十五、六万石ですか、三十万石くらいでしたか、それくらいが一番落ちたときだと思います。そういう過去の例はありますけれども、現在非常に緊迫しておる場合に、どの程度まで釀造原料を切り詰めるかということについての腹案は只今持つておりません。
密造の原因は私も專門でないのでわかりませんが、一つは価格の面であろうかと思います。相当安く大量に酒か供給されれば密造が減つて来るのは当然であります。それで一つ価格を下げればいい。それから供出との関係において密造が減ればそれだけ供出が殖えて来るから、これも当然そういうことになろうかと思います。尤も現在の供出の状況を見ますと、軍に酒の関係で密造が減れば政府に対する供出が殖えるという速断はできなかろうと思います。超過供出の状況を見ますと、超過供出奨励金が昨年産米については〇、二五倍になつております。この程度では率直にう申しますと、生産者のほうでは税金がかかつて来ますから、それとの睨み合いで、政府に超過供出として出すよりも横流しをしたほうが
私も農家に手持する余裕がありました場合に、それが全部横に流れるというふうには考えておりません。又仮に横に流れるといたしましても、国民経済的に問題はありますが、結局まあ腐つて捨てるものでなく、誰かの食糧になつておるのでありますからそこは少し感覚を太くして考えれば、それも国の食糧需給の上に役立つておるという見方もできるかと思います。それで農家の手持は……、取締りを嚴重にして密造を減らせば、それだけ農家の手持が殖えるから、その一部が供出面に乗り、一部が闇に流れるという結果になると思うのであります。いずれにいたしましても、密造をできるだけ少くする、根絶するということに是非やつて参らなければならんと思います。その面には取締りの面と又酒税との関
委託釀造制度の問題は二年ぐらい前ですか、当やかましくお話があつたのですが、七の当時、端的に申上げますと、需給の見通しが相当窮屈でありましたので、大蔵省のほうから折角話がありましたけれども、私どもとしては反対をして参つたものでありますが、状況も変つておりますので、十分連絡をとつて研究いたしたいと思います
砂糖の輸入は当分の間順調に参ると思います。二十六年度においても大体前年度と同様の輸入ができると思います。それから主食という考え方、食糧という考え方、嗜好品という考え方、これはやはり国民生活に不可欠なものであるという考え方で扱つて参ります。又将来とも大分輸入に仰がなければならぬものであります。実際闇価格と公定価格との差も開いておる物資でありますので、特別会計において買入れ、二十六年度は正規の配給をいたしたいと考えております。
聞違つておつたらあとで訂正いたしたいと思いますが昔は砂糖は大体百万トンぐらい使つておつたと思つております、全部合せて…。それがまあ五、六十万トン程度という見込みをつけておりますから、大体半分ということになります。これを戦前程度に回復することは今の日本の経済状態といたしましては困難だと思います。それで百万トンというような目標は私どもとしては持つておりません。先ず六十万トン程度のものは是非確保いたしたいというような見当で、いろいろ案を進めておるような次第であります。
まあ問題が砂糖を統制して行くのがいいかどうか、消費面についての統制が適策かどうかということになります。私どもは今までのようなやり方で配給を続けて行きたいと、こう思つております。農家においては曾つて砂糖の消費が余りなかつたので、都市においての消費が多かつたのだから、その間に差等を付けたらどうかというような意見もあります。併し、やはり国民生活の上から申しまして、農村は砂糖を少くし、都市を多くするというようなまあ適当な理由というものは私どもとしてはなかなか見付からん。やはり平等にやつて参りたいと思います。
砂糖が大体七十万トン程度の輸入が確実だということになりますれば、これは配給をやめまして、自由にしてもよかろうと思つております。一応併しその辺の保障もありませんし先ほどお話がありましたように、今後主食について必ずしも楽観はできないのじやないかという御意見もあります。その事情は砂糖についても私はあると思います。できるだけ輸入については努力いたしますけれども、そういう段階におきまして、この際に消費の規制を、配給制度をやめて自由にするということは適当じやないのじやないかというふうに考えているわけでございます。 なお加えまして、都市と農村との間に砂糖の消費に曾つて差があつたから、その差を付けた配給制度を考えたいというふうな御意向もあるよう
銀座あたりにいろいろ闇の砂糖が出ているのは存じております。これはいろいろなルートから出ておるのでありまして、その間、通関の際の取締りその他はいろいろな方面からの御注意もかたがたありまするので、できるだけ嚴重に取締るということで通産省と打合せをいたしてやつておるわけであります。いろいろ国際的な関係もありまして完全に参つておりませんが、取締りのほうを嚴重にやりたいと思つております。
私のほうとしましては格別考えたことはございません。大蔵省のほうと相談いたしまして……。
当時問題にいたしました点は、はつきり覚えておりませんので何ですが、供出に相当影響がありはしないかといううことは恐れた点であります。それは委託釀造であるからそんなことはないということもありますが、供出の面に相当悪い影響を及ぼすのじやないか、それからいろいろなやり方がありますけれども、交換形式でありますか、売買の形式でありますかという点についての問題もあります。結局現在の供出制度の建前から申しますならば、生産されたもののうち自家保有量というもの、これは一人当り大体四合、それに味噌用とか種子用が若干加わりますけれども、この自家用を除きました残りのものを全部供出する、こういう建前になつております。そうしますと委託釀造に廻りましたものは自家用
全般的に申しますと、委託釀造の制度というものは一つの実際適切な方策であろうかと思います。供出面との関係において一応誰人も納得の行く理窟ができれば、これは私どももそれでよかろうかと思います。その辺がなかなかむずかしいので悩んでおるわけです。
お尋ねの点は、昨年の暮に三省会議をもつて本年の予算を編成するに際しまして、食糧統制に関する基本的な方針をどうするかということは、論議をされました。その結果大体麦は本年中はこれを自由販質の線に移す、米については統制を続けてもらいたい、またこれのみをもつてしては、国民生活の安定の上に考慮を払わなければならぬことも出て参りました。輸入食糧は全部政府が押えまして、これを放出することによつて、物量面から、価格の面からの安定を期するという線で御決定を見まして、そういう方向で進んで行つているのであります。その後国際情勢もあまりいい方向には向いませんし、また国内的に見ましても、いろいろ食糧に関しますすそ物と申しますか、雑穀、屑物等を自由に移しました
麦の買入れ代金については六四ではじいておりますけれども、数量は御承知のように八百数十万石という数量を見込んでおります。この数量は供出制度以来いまだかつてないような大きい数量でありまして、この全量を買い上げるということは、なかなか実情からいつて困難な数字だろうと思います。この際六四を動かしまして手を入れましても、数量の面において相当ゆとりを持つて積算をいたしておりますので、買入れ代金といたしまして不足するようなことはまずなかろうと思つております。なお一面買入費は麦だけではなく、米その他のものも含んでおりますので、予算全体といたしましては、その間の流用もききまするので、新麦の時期において、六四を変更いたしまして、相当買うということになり
現在の各種の穀物相場等から見まして、この六四というものは適当であるかどうかという点は、いろいろ御議論があろうと思います。食糧構造が一面かつての自由主義経済時代とかわつておりまする現状において、必ずしも当時の対米価比をとることは合理的でないという見方も出て来るわけであります。しからば対米価比をいかにしてきめるかといとことになると、これは生産費計算等からいいますと、むしろ米価より高い生産費も出ておるのでありまして、その辺の麦の適正価格の設定方式は、いろいろ研究しておりますけれども、最後的な結論には到達いたしておりません。対米価比六四というものは、当時におきまする各般の情勢から申しまして、大体この辺がよかろうということできめた予算上の單価
二十六年度の二十億の前年度からの繰入れは、輸入食糧の関係とは関係ございません。それは別の方からはじきまして出しているのでありますから、その辺の詳しい説明はまた明日でも続行いたしてやりますが、輸入補給金との関係はございません。 それから輸入の見通しでありますが、この間申し上げましたような数字でかたいところを二百七十万トンと申し上げているので、予算が三百二十万トンで、二百七十万トンですから五十万トンだけ少い。これをいろいろ努力をいたしまして、私どもとしては大体三百万トンから三百万トンちよつと出たくらいのところまでは買付ができるというふうにただいまのところ思つております。先般申し上げましたのは、非常にかたい数字を申し上げているのであり
朝鮮にはあまり出ておりません。われわれは三、四万トンではなかつたかと思つております。これは交換契約になつておりますから、全部返つて来ることになつております。契約は二口になつておつて、当初は経済協力局との契約が一本、それから後のものは八軍との契約になつております。経済協力局との契約の分については、逐次返還されておりますし、八軍関係のものも近く返還されると思いますから、朝鮮に出しました食糧についての差引の関係はございません。
今の交換について、返還は間違いないと思います。この点は御心配いらない。 それから今後の朝鮮向けの食糧の問題でありますが、これは当初交換契約をいたしましたときに、直接向うから持つて来るが、その余裕がないために、一時日本の物を立てかえたという事情にありますので、朝鮮において、今後いろいろ難民救済でありますとか、さようなことのために食糧が必要になつて来るといたしましても、こちら側の負担においてこれを出すということはないと考えております。