これはいろいろ御苦心の点もあったろうと思うのです。しかしながら、納付金をとるということが果して妥当であるかどうか。それからこのような割合の納付金をとることが果して妥当であるかどうか。これは大いに疑問があるところなんです。しかしこの点については深く追及はいたしません。 次に一つ、問題点は、こういう納付金を鮮台から取る。これはいわば発行利益によって生じた利益を取るんだという思想でいくと、将来、たとえば韓国あるいは台湾との間に、そういう通貨に対する処理事項が出てきた場合に、政府は通貨利益を取ったじゃないか、だから通貨の処理に関する取りきめなどができた場合に、政府はこれに責任を負わなければならぬということが生じはしませんか。
