運輸大臣が来られるまで航空局長に伺いますが、伊丹空港の川西からあなたのほうへ陳情その他要請がたくさん来ているはずですが、それについてどんな措置を講じられたか。
運輸大臣が来られるまで航空局長に伺いますが、伊丹空港の川西からあなたのほうへ陳情その他要請がたくさん来ているはずですが、それについてどんな措置を講じられたか。
私は十月の二十八日に川西へ行ったのです。これは突然行きました。その日の状態でも、発進して大阪湾で旋回する。特にその下の高芝、久代、この二つの町では全員集団移転するといってあなたのほうに来ているはずです。それはなぜ集団移転するということを言い出したかといえば、あれは腹を立てて集団移転すると言っているのです。というのは、何の対策もやってない。こまかい例を言えば電話については、電電公社では——ちょうど私がその電話に出たのです。飛行機が通ったときに電話など聞こえるものではない。土地の人はいま飛行機が通過していますからと、こう言って長い話になるとやっている。けれども電電公社に言わせればかけてきた場合もある、これは何ともしようがない。それからテ
前々国会で騒音防止法の審議にあたってもその点は指摘してあるはずです。これは、音で押えないで距離で押えたところに問題がある。あなたのほうで、いま久代の小学校かどこかで測定器をやってあるそうですが、これは川西市が単独で調査したもので、久代小学校、加茂小学校、高芝公民館、川西小学校、川西南中学校、この五カ所を指定して調査したものです。これは日本電測の機械を装置して調査したもので、これを見ても、あなたのほうで千三百メートルで押えても、音の上で問題にしなければ解決つかないと思う。ちょうどいたときもそうなんです。小さい子供がおばあちゃんの背中で眠っていた、四発が通ると突然わあっと起きて自然に両方の耳に手をやる。こういうぐあいに子供がなってしまっ
さらに精神薄弱児などを収容してある場所で、教室は防音装置の対象になる。けれども教室を離れて、ほかの収容せられておる部屋ですね、これは一般民家と同じであるから防音装置の対象にはならない、こういっておるのですが、そういう点の解釈はどうなんです。
ですから、そういう問題について現地についてまず実情を調査されて、そうして現状に即してこれをやっていかないと、私はこの前の国会で、あの法案をそのまま通すけれども、それはやがて地元で物議の種になる、けんかの種になるということを指摘しておいたのです。そのとおりなんです。ですから、実情に即してこの解決に当たるように、特に川西の高芝、久代の人たちは、日に何回も県庁へ押しかけていったけれども、もうどうにもならない、航空局へも数十回行っています、けれども具体的に解決のついたものは何一つとしてない、だから集団移転する以外にないんだ、現状で、住んでいる状態の中で防音の装置が何もできないということなら、集団移転するしかない、こういうことを言っているわけ
それでは、新国際空港の問題について局長に伺いますが、現在の進行状況ですね。具体的に現在どの程度までどういう形で進んでいるか、それをちょっとお答え願いたいと思います。
そうすると、いま売買の成立した数字は全必要面積の何%くらいになりますか。
そうすると、あなたのほうでこれから取得しなければならない総面積のこれは幾らになります。
運輸大臣おいで早々であれですが、運輸大臣は当然新国際空港建設の本部長に就任された。この問題が始まった昭和三十八年以来、あなたで七人目です。七人のさむらいが登場して、あなたで七人目です。航空局長が澤さんで四人目、こういう状態なんです。これは政府のほうですね。地元の農民は変わっておりません。そこでいまの新国際空港の現状を、あなたは就任されてどういうぐあいに把握されたか、これからどういうぐあいに進めようとなさるのか、その点について伺いたい。
いま大臣からお答えがありましたが、これからの飛行機がスピード化していくのと、大型化していくことはもう間違いない。したがって国際空港にしても、いま運輸大臣、パリの飛行場をごらんになられたということですが、パリでも、ここにある数字を見ても千六百ヘクタール。これは世界各国の国際空港からすれば小さいほうです。ところがいま政府が成田へつくろうとしておるのは千六十ヘクタール。最初は二千三百ヘクタールのものを富里へつくろうと、あなたのほうでは発表された。それが地元の住民の反対にあったのか、政府部内の問題であるかは別として、それを取りやめた。最初の出発からいって、国会は、この運輸委員会でも、航空審議会の答申案を尊重するということでこの委員会は通過し
そうすると、この富里案として発表した二千三百ヘクタールという案は、これはやってもやらなくてもよかった案であったのか。
いま澤さん、あなたそうお答えになられたけれども、これからボーリングをやると言っているでしょう。三里塚についてはボーリングもやっていない。気象条件の調査もやっていない。ただ富里でだめだというので、思いついたままに三里塚へ移してきているのです。その点をはっきりと運輸大臣のほうへ説明なさったか。あれは場当たりですよ。富里のほうがだめだと言われて、佐藤さんと友納知事とが話し合いをして、それじゃ隣の三里塚へ持っていきましょう、こういうことなんです。したがって、気象条件もボーリングもやっていない。これからボーリングをやると言っているのです。その点はそうでしょう。どうなんです。
運輸大臣、航空局長はあそこが適地であるということを強力に主張しているんですよ。それは気象条件や土質は別として、そこに住む大多数の人々が反対している事実は、これを適地であると言えるのかどうか。人間が反対しているのです。住む人間が反対している。その点がある。
いま住民のとりなしと言うが、一体この問題について、水利水系の関係もあるでしょう。高速道路の問題もあるでしょう。高速電車を入れるなら鉄道の問題もある。油を持ってくる。パイプラインの問題もある。こういうような総合された仕事を一体どこのだれが、どんな機関がこれを行なうのだ。公団にはそんな権限はないはずですよ。公団は飛行場を建設して維持管理することが、主たる仕事である。公団にそういう権限はない。一体どこのだれが、どの機関を経てこういうことを、総合計画をやるというのか。しかも三里塚を中心にした総合計画などというものは、あの発表をした時点にはなかったはずですよ。その後急速に取りまとめているにすぎないでしょう。したがって具体的にどこの機関が、だれ
工程からみると、昭和四十二年度には用地の買収は終わるという予定になっていたはずなんです。四十二年度の三月までに用地の買収が終わるなどということは、おそらく期待できないでしょう。しかも、総合計画が運輸大臣のもとで計画されているとするならば、具体的にそういう方向で進んでいるのですか。
千葉県知事はおとといの県会で石井という議員の質問に答えて、いまのような状態で三月、年度末まで進むならば私としては返上をも考えた重大な決意をしなければならないという意味の答弁をしております。まだ議事録を見てません、電話で照会しただけですが、そういうような答弁をしております。したがって、あなたの言うように具体的に事が進行しているとは考えられない、その点どうですか。
運輸大臣に伺いますが、いまの規模の新国際空港ですね。いま発表されている規模の国際空港で、これが日本の表玄関である、日本が世界に代表すべき国際空港であるという資格を持つものだ、規模のものだという理解の上に立たれているのかどうか。全力をあげて推進するに値する規模のものであるのか。
推進する場合に、あなたのほうでどうお考えになっているか知りませんが、一番大きな障害は、土質の問題でもなければ気象の問題でもない。それは地元の農民の結集した反対の運動ですよ。条件二派の人たちにしても、いまあなたのほうで提示している価格と倍の開きがある。これを縮める自信ありますか。条件二派のりちにもたとえばこの間、おとといなんか現場で衝突事故があったというので、電話で問い合わせて聞いたのですが、少なくとも四十分の時間のうちに約五百人の人が集まってくるのですよ。駒井野地先の天浪、木の根、こまかい部落ですよ。ここではみんな条件派なんだというぐあいに理解して公団は臨んでおられるけれども、実際はそういうことじゃないということです。この地元の、居
時間がございませんから簡単にしますが、運輸大臣、この案は、せっかくあなたが運輸大臣に就任されたのですから、この案を白紙に返して、御破算にしてあらためてやるほうが早いですよ。これはいまのまま話し合いの場はできません。それじゃ国家権力をもって排除するかといえば、騒乱が起こるだけですよ。激突するだけですよ。そうして時間を経過していくだけです。もうすでにこの問題が始まってから約五年半の歳月を経ているわけです。この間に何もできてない。もう五年以上空費しているんですよ。そうして、たまたま今度あなたのところへ回ってきたけれども、この現状を簡単に打開できるといったらそれは非常に甘いものだ。農民が土地を売るということは、これは商品じゃないんですよ。農
私はこれで終わりますが、誠心誠意岩をも通すという考え方は農民の集団にもあるということをあなたにお告げして、これで私は終わります。