それは理想でありまして、二郡というようなそういうふうな小さな問題じやない。用水、利根川の用水は埼玉縣を貫流し、東京湾に流れておる。そういう用水が何本もある。そうした問題は、これはもうそういう國とか、縣とかに任しておりますと、米なんか穫れなくなる。どうしても関係のある農民の、いわゆる小さい組合が團結しまして、本当に現地に明るい、そこに利害関係が一番近い農民がどうしても寄付を出して、すぐ直さなければ米、麦が穫れない実情である。これは生々しい現地の実態ですから、その事実に即して、縣とか、國がやるということは全國的にできないことです。そこでそうした自然的な用水、水利組合が活發に動いて橋を架ける、排水をやるというわけですが、これはあなたの方の
