文部省は申すまでもなく軍国主義を復活しよう、あるいは、歴史を改ざんしようというような意図のもとに検定をいたしたわけじゃございませんし、それぞれ理由があって検定をいたしてきたわけでございます。半面、今日の教科書におきましては過去の戦争に対する厳しい反省ということを基調として、そういう基調で今日の教科書は貫かれておるわけでございますから、当方の真意を説明することによって問題を解決しよう、及ばずながらその努力を続けておったわけでございますが、そのような問題の受けとめ方、そのような認識が甘かったからかように長い時間を費やしたのであるという御批判を受けますれば、この御批判は甘んじて受けざるを得ない、こう考えております。
