先ほど来申し上げておりまするように、文部省が実施の実態を把握する作業と中教審の御審議とは並行して行われるべきものだと考えております。 高校については、なお実施の実態が判明いたしておりません。その限りで、私の申したことにあるいは適切ならざる点があったかもしれません。ただしかし、これは遠からず実施の状況もおおむね把握できることと信じておるわけでございます。
先ほど来申し上げておりまするように、文部省が実施の実態を把握する作業と中教審の御審議とは並行して行われるべきものだと考えております。 高校については、なお実施の実態が判明いたしておりません。その限りで、私の申したことにあるいは適切ならざる点があったかもしれません。ただしかし、これは遠からず実施の状況もおおむね把握できることと信じておるわけでございます。
教科書無償給与につきましては、これを財政の観点だけからあげつらう、そういう低俗な思想には私はくみすることはできませんので、いろいろな機会に自分の考えを表明いたしておるわけでございます。この考え方には変わりはございません。
百万の味方を得た心地がいたします。
かつて、教科書を国定にするということは一度も考えたことはございません。
同様でございます。
中教審に対しましては、当面教育内容のあり方について諮問を申し上げておるわけでございまして、学制の問題をさしあたって御検討願うということではございません。
その点は仰せのとおりだと存じます。ただ、学制の問題、当面の非常に困難な財政の状況等もあり、なかなか簡単にこれは手をつけられる問題ではない、かような認識のもとに、当面まず教育内容について諮問申し上げる、こういうことでございます。
御質疑の趣旨を私があるいは正確に理解しておらないのかもしれないと存じますが、今日の社会環境、経済環境の変化に対応した教育を行おうという努力は文部省も絶えずやってきておるわけでございます。ただ、ここで非常に大きな、たとえば老齢化社会というような人類にはかつて経験をしたことのない事態が出てくる、非常に大きな変化があらわれてくる、これは相当的確に予想されてもおることでございます。文部省としては、今日まであとう限りの努力をいたしておりますが、なお足らざる点もあるかもしれない、あるいはまた独善に陥っていることもないとは申せません。そこで、衆知を集めて広い視野から長期的な展望に立って、かような変化に教育内容がいかに対応していくべきかということを
社会の変化あるいは経済の変化等について長期的な見通しを持つことが困難である、あるいは不可能であるということになりますと、およそ政府が持っております各種の長期計画は無意味だということになりましょうし、長期的な課題を検討する各種の審議会の作業も全く無意味なことになると思いますので、そういうものではなかろうと私は思っておるわけでございます。 憲法の問題は、いわば一つの個別問題でございましょう。仮に、今後、現行憲法を改めるべしということについて、きわめて広範な国民的合意が得られました場合は、憲法が改正されることもあり得ると思います。しかし、これは、今日から的確な見通しを立てることはなかなかできない一つの個別問題でございましょう。その種の
憲法がどうなるかということについて中教審が中教審なりの見通しをお立てになって、それに対応する教育内容を決めていこう、かような御論議、御審議が行われることは、およそあり得ないことだと私は考えております。
どういう問題でありましょうとも、およそ国民が関心を持つきわめて重要な問題につきましては、国民的な合意が得られることが望ましいと存じております。憲法の問題またしかり。ただいま仰せられた限りでは、その教科書の記述は客観的であり、かつ公正なものだと存じておりますが、中教審の場において憲法改正すべきか否か、仮に改正するとすれば教科書のあり方はどうあるべきかというような種類の議論が行われるとは全く予想しておりません。あり得べからざることだと考えております。
合憲、違憲の両論があるということは、これは客観的な事実でございますから、教科書の記述は教科書として正しいと信じております。意見にわたるようなことが書いてありますと、これはもとより問題であろう、こう考えておる。論議が行われておるということを記載しておる、その限りで少しも間違いではない、私はそう考えます。
現に対立している論議があるわけでございます。これは疑いもない事実でございますから、事実を事実として教科書に記載をしておる、何ら問題ないのじゃなかろうかと思っておりますが、さらに御高教をいただければ幸いでございます。
いろいろな好ましからざる事件が出てきておりまして、これは、とりわけ青少年の健全育成という見地から、まことに憂慮すべき問題だと考えております。
仰せの点はことごとく御同感でございます。文部省といたしましても、今日の世相にかんがみまして、自戒自粛して本来の目的達成のために努力してまいりたいと存じます。
ただいま御高承のような困難な財政状況のもとで、定員についても予算についても厳しく抑制することを余儀なくされておる状況下でございますが、かような状況下におきましても、教育研究あるいは診療活動に支障を来しませんように、できる限りの配慮をしていかなければならない、このように考えておる次第でございます。
仰せのように、家計における教育費の負担というものは逐次ふえてきておるという事情もございますので、ただいまいろいろ御高教に接したわけでございますが、十分慎重を期してまいるつもりでございます。
仰せのとおりだと存じております。
近年生涯教育に対する国民の要請がきわめて高まってきておるわけでございます。いま仰せの大学への社会人の入学ということ、この観点から見てきわめて有意義なことでありますから、この促進を図っていきたいと考えておるわけでございます。現在大学設置審議会で審議を行っております後期計画の見直し並びに新長期計画の策定におきましても、今後の教育のあるべき姿を御検討願う際に仰せの問題につきましては、当然重点を置いて御検討がなされることと信じておる次第でございます。
確信をいたしております。