ただいま議長から御報告がございましたとおり、本院議員愛野興一郎先生は、去る三月二十日、郷里佐賀県鹿島市の御自宅において、肝不全のためその生涯を閉じられました。六十九年の生涯、幾多の艱苦をはねのけてこられた凜烈の闘志も病魔には勝てず、生命の炎は余りにも早く燃え尽きてしまいました。 殊に、あなたの衆議院在職二十五年表彰記念の祝賀会が佐賀市で盛大に行われてわずか五日後のことだけに、突然の訃報に接したとき、ただただ驚愕と愁傷とで言う言葉もありませんでした。 私があなたと最後にお会いしたのは、二月の下旬に病院を訪ねたときのことでした。私が病室に入ると、あなたはベッドから起き上がり、御不自由なお体にもかかわらず、冷蔵庫からジュースを取り
