摂津市のこの問題、環境省として、この研究の後追いをやるんですか。
摂津市のこの問題、環境省として、この研究の後追いをやるんですか。
じゃ、このお母さんの心配はほっとくということですか。
極めて残念ですけれども、本当にそれでいいのかと。健康被害との関係はおっしゃいましたけど、国内でも健康被害は既に確認されております。 その次に、資料八ですね。クローズアップ現代で二〇一九年五月に紹介されましたけれども、北海道大学の岸玲子特別招聘教授らの研究ですけれども、この研究は、札幌市の妊婦五百人を対象に、母親とへその緒の血液などを調べた研究です。 PFOSの母親たちの血中濃度は日本人の平均と変わらなかったんですが、しかし、その分布を詳しく見ると、母親のPFOSの濃度によってある傾向が浮かび上がったと。母親の濃度が比較的高いグループは、低いグループに比べて赤ちゃんの体重が軽くなったり、精子の形成に関わるホルモンの濃度が四割低
終わります。
日本共産党の山下芳生です。 前回、全てのプラスチックは遅かれ早かれマイクロプラスチックになると、そして環境や人体に深刻な影響を及ぼすということを最新の知見に基づいて告発をいたしました。プラスチックを大量生産しリサイクルするのではなくて、私たちの社会から減らし、なくしていくことが必要だと問題提起をし、小泉環境大臣ともその認識の方向性は共有できたと思っております。 今日は、プラスチック製品のうち、私たちの社会の中に急増してきたペットボトルについて議論したいと思っております。 資料一に、ペットボトルの生産、販売量と回収量及び回収率の推移を示しました。生産、販売量は、一九九七年の二十一万九千トンから急増し、二〇一一年には六十万四
さらに、ペットボトルについて深掘りしたいと思うんですが、資料四は、環境省の海洋ごみ実態把握調査による漂着ごみ実態把握調査の結果であります。漂着ごみを品目ごとに集計し、人工物のうち占める割合が大きい上位十位を整理するとこういう結果になるんですが、個数ベースでは、ボトルのキャップ、蓋が一七・六%で一位となっております。四位は飲料用ペットボトルの本体で六・九%と、もうペットボトル由来の漂着ごみがいかに多いかが分かります。同時に、この二つで差があることが大変重大な問題を含んでいると専門家は指摘しております。 本来、ペットボトルと蓋はセットのはずですが、しかし、数が違うわけですね。なぜこうなっているか。ペットボトル本体は水より重いので、漂
ようやく把握が始まったという感じで、それがどういう影響を与えるのかというのはこれからだと思います。 片や、ペットボトルの蓋には多くの添加剤が含まれています。資料六を御覧ください。 これも農工大高田先生作成の資料なんですが、タイトル、全てのペットボトルのキャップから環境ホルモンが検出されたということで、製品名、お~いお茶、午後の紅茶、アクエリアス、ポカリスエット、三ツ矢サイダー、もういつも私たちが飲んでいる製品のペットボトルのキャップの全てから環境ホルモンが出たというんですが、キャップの材質は、PPというのはポリプロピレンです、PEというのはポリエチレンです。どちらも熱で溶融し成形できる、使いやすい。比重が一以下ですから、これ
今、農工大の高田先生の調査結果を示しましたけど、これは全部検出されたという結果なんですよね、ペットボトルのキャップから、有害な物質、有害であるかもしれない、解明されなければ、物質が。今言ったのは、もうちゃんと禁止していますよということだったら、こんなことになるはずないじゃないですか。何でこうなっているんですか。
ちょっと心配になるような御答弁なんですよ。これだけの化学物質が出たと、環境ホルモンがね、健康に影響があると。これは科学者の最新の知見ですよ。やっていますと言っていることと違う結果が出たのに、やっぱり真摯にこの結果を認めて、あるいは調査して対応しなければ、環境省の名に値しないんじゃないですか。環境省ですか。
だったら、やっぱり情報開示すべきだと思うんですよ。小泉大臣、こういうことも含めてきちっと、一々ペットボトル全部に掲示することができるかどうか、私は可能ならすべきだと思いますけれども。何らかの形でこういうものが使われていますよということをちゃんと消費者に伝達しなければ、知らない間にこれ取り込まれているということになっているわけですからね。いかがですか。日弁連の指摘はそういうことだと思います。
私は、やはりもうこういう疑わしいものは、知見が確定していないと言うけれども、科学者はこれは危ない物質だというふうに告発されているんで、だったらそれはきちっと情報開示してしかるべきだと思いますよ。そうじゃないとプラスチック減りませんよ。そう思いますね。 それから、もう時間が短くなってきたので、資料の八には、この間いかにこのペットボトルが日本の中で使われるようになったかという大まかな動きを記しておきました。元々はしょうゆの五百ミリリットルのペットボトルから始まったんです。そして、消費者の皆さん、あるいは自治体でごみの回収されている皆さんが、このペットボトルが増え過ぎるとごみの散乱とか心配だということで反対されたんですけれども、業界は
これ本当に進めていく必要があると思っています。次世代のためにも、地球の未来のためにもですね。今、そういう動きがやはり世界的にもう起こっていると。 そもそも、例えば私たち、水を、外国の水をペットボトルで売られていますけど、あれ運んできているわけですよね。それから、おいしい何たら山の水とか、遠くの山の水を運んできているわけですよ。やはりエネルギーも使うしCO2も出すと。それよりも、自宅で水道水をおいしくきれいに飲める方がよほど環境には優しいということだと思います。 資料の十枚目には、これはそういう流れの一環で、サンフランシスコ空港では、もうマイボトルを持っている方に空港として無料で水を提供していると。カウンターが付いていて、ペッ
終わりますが、社会システム、流通システムそのものをやはり変革していくということがどうしても避けられないということも共通の認識に、社会共通の認識にしていく必要があるということを申し上げて、終わります。
日本共産党の山下芳生です。 今日から、新法であるプラスチックに係る資源循環の促進等に関する法律案の審議に入りますが、海鳥や鯨など海洋生物がプラスチックの破片やレジ袋などを大量にのみ込んで、生態系に悪い影響が出ていることは多くの人に知られつつあると思います。浜辺のプラスチックごみを清掃する活動は貴重であり、取り組んでいる方々に敬意と感謝を表したいと思います。 同時に、近年、五ミリメートル以下の大きさに小さく砕けたマイクロプラスチックの存在と環境への影響が最新の科学によって詳しく解明されてきました。 最近放送されたNHKの「二〇三〇 未来への分岐点」、第三回「プラスチック汚染の脅威 大量消費社会の限界」という番組でも、世界の
私もそう思いました。本当に審議にも生かしていきたいと思う番組でしたけれども、番組は、プラスチックという素材がどういう性質を持っているのか、環境や人体にどういう影響を及ぼすのか、映像と解説で最新の研究成果が非常によく分かるものとなっていました。 この番組にも刺激を受けましたので、今日、私たちの生活の中に様々な製品として存在しているプラスチックという素材がどういう性質を持っているのか、私たちの社会はこの素材とどう向き合っていけばいいのかについて議論したいと思います。 資料一に、番組にも登場された東京農工大学の高田秀重先生、教授から提供していただいた図を掲載いたしました。これ、タイトルに、全てのプラスチックは遅かれ早かれマイクロプ
大事な御認識だと思います。 NHKの番組では、マイクロプラスチックを魚や貝が誤飲すると、本来の餌の摂取量が減って成長が阻害され、繁殖に影響すると、それがそうした魚介類を餌にするより大きな海洋生物の繁殖にも影響すると指摘しておりました。 資料二枚目に、番組で紹介された、これは九州大学の磯辺篤彦教授の研究ですけれども、海水中のマイクロプラスチックの量が一立方メートル当たり千ミリグラムに達すると魚介類に悪影響が出るという研究結果で、この磯辺先生は、世界の六百地点で海水のサンプルを集めて、そのデータを基にマイクロプラスチックの海水中の濃度をシミュレーションによって解析されました。 それを見ますと、日本近海などで既に赤色の部分、一
まあ、いいでしょう。次、また聞きますけど、ちょっと問いに対する答えじゃなかったんですけどね。 要するに、マイクロプラスチックが非常に増えてきているのではないかという科学者からの研究に基づく提起があったわけですね。これをやっぱりしっかり受け止める必要があると思うんですが。 次に、資料三を御覧になっていただきたいんですけれども、これも番組で紹介された九州大学の大嶋雄治教授の研究結果なんですけれども、大きさの違うマイクロプラスチックをメダカに与えた後にきれいな水の中で飼育する実験を行われたと。グラフにあるように、大きさが二百マイクロメートル、二十マイクロメートルのマイクロプラスチックは、メダカに与えても二十日ほどできれいな水の中で
マイクロプラスチックについては、そこに含まれる添加剤の影響も解明されてきました。プラスチックは紫外線で分解されてしまうために、それを抑えるための紫外線吸収剤、あるいは燃えにくくするための難燃剤などが生成過程で混入されます。 NHKの番組では、難燃剤の一部は動物実験で脳神経の発達を阻害することが明らかになり、二〇一〇年から国際条約で使用、製造が禁止されていること、それから人への影響では、母乳における蓄積量が多いほど子供の知能指数が低いという報告が出ていることなどが紹介されました。非常にショッキングな報告でしたけれども。紫外線吸収剤についても同様の議論が出ていると紹介されました。 資料四は、先ほど紹介した東京農工大の高田教授から
マイクロプラスチックが運び屋になって生物の体内の中で有害な化学物質がしみ出すと、それが食物連鎖で魚の身にたまったものを人間が食べるということなんですが、ここで、高田先生によると、プラスチックよりも添加剤の方が環境や生物、人体への影響のメカニズムが今分かっているんだとおっしゃるんですね。例えばということで、これちょっと資料に添付できませんでしたけれども、ヨーロッパでは、大規模な調査の結果、成人男子の精子数が過去四十年で半減したという報告が出されております。プラスチックに生殖に影響を与える添加物が入って、それがマイクロプラスチックになって生物に取り入れられ、最終的には人に入るからだとも言われています。こういう大規模調査の結果からそういう
本当にそうしなければならないんですけどね。要するに、もうプラスチックを社会から減らしていくと、もうなくしていくと、そうでなければ、必ずマイクロプラスチックになって、海洋に流れればどんどんどんどんマイクロプラスチックが蓄積されていくわけですから、これはもう減らすしかない、使わない、作らないようにするしかないというふうに思うんですね。 資料五枚目に、これは、長崎大学の中谷久之教授が電子顕微鏡で詳細に分析した結果、小さなプラスチックが次々生まれるメカニズムが明らかになったと、これも番組で紹介されたんですけれども。プラスチックは、太陽光や微生物によって酸化劣化してひびが入ると。これ、ひびが入ってうろこ状の薄い形になって、そのひびに水が入