国の統治機構に関する調査会の調査報告につきまして、その概要を御報告申し上げます。 憲法上、国会は国権の最高機関として位置付けられておりますが、国会機能の活性化をどのように図るのかという課題が今なお存在しております。 また、参議院に対しましては、二院制議会の下において衆議院とは異なる役割を果たし独自性を発揮することが期待されており、良識の府として目指すべき姿とは何かが問われております。 衆参両院はいずれも国民代表原則を取っておりますが、衆参のねじれを経て参議院の権限の強さが明らかとなったことなどを背景に、最近の最高裁判決におきましては、参議院議員選挙に対しましても一票の較差の是正が強く求められているところであります。
