そこでお尋ね申し上げるのでございます。これは私独自の考え方であまりにもへんぱな考え方になるかもしれませんが、私は例の十二号台風の時分に気象台でとりました処置というものは、まことに妥当、適切であつたと思うのです。しかしながらまことに幸いなことには、気象台の予報と全然違つた結果になつたことは、まことに慶祝にたえない次第なんです。しかしながらお役所の方の関係から見るならば、自分らの予報というものはことごとく裏切られているというような関係から考えてみて、今度の十五号台風についてはもつと緊密なる手を打つべきであつたにもかかわらず、十二号台風に懲りて、つまりあつものに懲りてなますを吹くとでも申しましようか、非常にそのために適切なる処置を講じるこ
