日中の交渉がいまだに始まらないのは、中国側に何か回答がないからとか、全人代が行われるからそれでできない、何か中国側に責任があるかのごときことがあなたの周辺から流れているようだが、あなたとしては中国に責任があるとお考えになりますか。
日中の交渉がいまだに始まらないのは、中国側に何か回答がないからとか、全人代が行われるからそれでできない、何か中国側に責任があるかのごときことがあなたの周辺から流れているようだが、あなたとしては中国に責任があるとお考えになりますか。
いま総理は、その機はきわめて熟しつつある、手順、段取り等があってまだ踏み切れない、こういう話ですね。 そうすると、伺いますが、総理としては、日中の交渉はすでに決断しているのだが、そのための手順、段取りが整っていないという意味でいま進まないのだ、こういうことですか。
手順、段取りというのは、主として多分に技術的な、事務的な問題ですね。一月の早々に日本の新聞に、外務大臣が訪中をするということが一斉に出た。われわれ新聞で読むところによると、総理はこの新聞に対して、でたらめもはなはだしいと言って大変激怒されたそうです。このことはどういうことですか。総理は、日中の交渉は大使クラスの交渉で始めたいという意味を言っておられるのですか、どうですか。
どうですか、総理、手順、段取りその他を含めて、この際外務大臣を訪中さしたらどうですか。手順、段取りは一遍に決まりますよ。この点ひとつ、いまの御決意を伺いたいと思います。
それも手順、段取りの一つで、全体としてはまだ決断ができない。大変失礼かもしれませんが、総理の本当の本心は、訪米が済むまでは日中はやらない気じゃないですか、それが本心じゃないですか。
そうすると、訪米前に日中の再開をするというように私は理解してもよろしいですか。
まだそこの手順、段取りを含めて決断ができない、訪米前もあるし訪米後もあるかもしれない。 そこで、もう一点伺いますが、最近、蒋経国が総統に就任するに当たって台湾の独立宣言をするであろうという説が盛んに流れている。そのために総理が踏み切らないのではないかという意見が流れている。これはどうです。また、総理は台湾の独立に賛成なんですか反対なんですか。もしこれに賛成をされたとするならば日中共同声明に反する結果になりますが、これを含めて御意見を伺いたい。
いや、御存じなくても、そういう事実かあったらどうです。――御意見を避けられたようですから、私は先に申し上げておきます。台湾の独立に賛成されるというならば日中共同声明に反することになりますから、先に申し上げておきます。 もう一つ、日中問題で最後に、時間がないから伺いますが、いいですか、たとえば交渉再開のために中国側から外務大臣訪中の招請があった場合、総理はこれをお認めになりますか、どうですか。
いや、それは先ほどあなたもおっしゃったのだが、向こうから招請があった場合にこれを受けますか断りますかということを聞いているのです。
日中問題まだまだあるのですが、これに時間をとっていますとほかに入れませんから、この程度でまとめますが、私が聞いた限り、失礼かもしれませんが、福田さんはまだ踏み切ってない、どうもこの手紙に書いてあるのが大体当たっているのじゃないのか。鄧小平副総理が言っているじゃありませんか、総理が決断すれば一秒で決まる。園田外務大臣、言っているじゃないですか、一月にすでにエンジンはかかっている。これで踏み切らないのは総理ですよ。今日、日中がおくれてしまって今後延び延びになったら総理の責任であるということをお忘れにならないように、これははっきり先に申し上げておきますよ。あなたの責任ですよ。 そこで、次の問題に入ります。今度は国際通貨の問題について入
総理に質問したいのですが、ちょっといま便所に行かれたから後にしましょう。 村山大蔵大臣、これは非常に重要なことですが、六月にチュニスで非同盟諸国中央銀行家会議が開かれることになっている。その議題として非同盟世界決済銀行の設立が取り上げられる。もしこれが決まったら国際通貨の流れは決定的に変わりますよ。これについてどういう情報をお持ちであり、日本の政府の態度はどうですか。
間違いありませんからお調べください。間違いありません。 総理がまだ来ないので、それでは金復位の問題に触れたいのですけれども、その前にちょっと一つ触れておきましょう。御存じのLNGですね、石油エネルギー関係です。これを初めとして一部の産品でいわゆるバスケット方式を実施している、そういうのがあるはずです。そのバスケット方式を使っている産品はどういう産品とどういう産品か、またLNGのインドネシアのバスケットは何カ国によっていますか、橋本エネルギー庁長官。
総理が戻られましたから総理に伺いますが、国際通貨の問題で当面一番大きな問題は、来月の二十日過ぎから行われるメキシコのIMF暫定委員会ですよ。この暫定委員会で通貨改革が討議をされて、ことしの秋にはワシントン総会で基本構想が決定するんですよ。その情勢になっている。そこで、このメキシコの席上におきましては、あなたがこの前答弁されたローザ構想の問題ばかりではありません、金の復位の問題、あるいはOPECのいま答弁のあったバスケット方式の問題、こういうものが全部それぞれ、ECとかOPEC、ASEANのそれぞれが方針をつくって、そしてそれを提案してくるわけです。現在つくっている最中です。さっき言った、あなたお立ちになりましたが、ASEANの五カ国
いま大蔵大臣答弁した、その第二次IMF協定の発効はいつですか、めどは。答弁は簡単に言ってください。
秋、そんなことじゃないよ。
あなた、ちょっと勘違いしているよ。交渉はもう済んだんだよ。日本はもう批准しているんだよ。四月ごろですよ。
大蔵大臣、秋じゃないですよ、春ですよ。 そこで、これによって、先ほども言われたように金の公定価格、これは廃止されます。それから通貨当局の金の売買、これも自由になります。そうですね。そして、さっき言った紳士協定が一月の末で失効した。金の売買が自由になりますよ。いいですか。そこで、これは金復位の方向だと私は見て間違いないと思う。 そこで大蔵大臣、総理大臣でもいい。七五年のランブイエの会議の際に、アメリカとフランスだけで金の復位への秘密の合意が行われている。その内容を御存じでしょうか。しかも、ちょっと皆さんあれかもしれないが、その前の年、フランスとアメリカがマルチニク島において会談をやった。そのときには、エネルギーのIEAに対して
あなた、どこからお聞きになったか知らないけれども、一月にパリで行われたIMF先進十カ国の大蔵大臣代理会議、パリクラブですよ、ここでこの秘密合意について議題になって、廃止するかどうかについて討議が行われている。そのとき日本からだれが出ているのですか。松川財務官でしょう。松川財務官からあなたへ報告はないのですか。どうなんです。
そんなことないですよ。あなたには知らせなかったのかもしれない。 ランブイエの問題、牛場さん、どうですか。秘密合意があるんでしょう。あなたは世界経済の専門家だ。ヨーロッパへ行かれたら御存じのはずだ。あるはずですよ。村山さん、知らないだけなんだ。
大蔵大臣にウマを合わせなくてもよろしい。思っていることは全部お話しください。 金廃貨の方向に進んでいるのではなくて、金復位の方向に進んでいる。その証拠に、一月、フランスの中央銀行の年報では「IMFの発効によって金はいよいよ対外決済に有効に使用することができるようになる」こう書いてある。しかも、一月十二日、フランスの通貨当局は公式に金の買い付けを声明している。どうですか、金復位が始まっているじゃないですか。 そればかりじゃありませんよ。時間がないから私省略しているんだが、もう現にIMFの保有金をあなた、買っているでしょう、日本で。ジャマイカのキングストン合意によって買っているでしょう。局長、どうだ。