これは藤本先生の御所見も解わりたいのですが、先ほど先生もおっしゃっておられる。私ども、専門の頭もありませんが、最近のジュネーヴ論文なども若干拾い読みをいたしてみますると、このプラスの温度係数というものについては、特にアメリカの方面では非常に手きびしい批判があることは、一本松さんも御存じの通りであります。中でもC・ロジャース・マッカロー、これはアメリカの原子力委員会に所属している人で、原子炉の安全諮問委員会のメンバーでございますが、この人の所説なんかを見ると、負の温度係数が、この原子炉の安定のための、いわば固有の安定性であるということを強くうたっておる。これは一九五七年の三月に上下両院合同原子力委員会の要請によってAECが出しましたあ
