東海道新幹線の安全の確保措置につきましては、この法律のほかにと申しますか、法律の前にやるべきことがいろいろございまして、国鉄におきましては種々の対策を講じておるわけでございます。まず施設、車両の面につきましては、運転士の注意力あるいは判断力にたよることを極力避けまして、自動列車制御装置であるとかあるいは列車集中制御装置あるいは自動進路設定装置等、技術的に見まして、現在の世界の最高水準にあると考えられます運行の保安設備を設けることにしております。また従業員の教育の面につきましては、高速運転に適応する高度の教育訓練をモデル線区で実施中でございます。また風水害等の天災の防止の点につきましては、在来線における各種の災害の経験からいたしまして
