条約前文を読んで見まして感じることは勿論二月七日の吉田総理からの書簡、それから次に海洋漁業問題に関する政府説明等を読んで見ましても、魚族の保存ということが非常に大切である。枯渇を防止するためにこういう条約を作るんだということがはつきりしておるのですが日本にだけ抑止をさせて、他のアメリカとカナダは抑止をしないで、ただ保存だけのほうに廻つておるというような一方的な感じがするのでありますが、その点はどうでしようか。濫獲をするのは日本であるということを、何遍もするからこういう条約で縛つてやるんだという感じを受けるのでありますが、そうではないのでしようか。
