肥田氏にはやりません。田中彰次にやつたのです。
肥田氏にはやりません。田中彰次にやつたのです。
十万円。
なかなか言い現わし方がむつかしいのですが、さつきもちよつと申し上げたように、声もよし態度もよし、何百人おつても一人で牛耳つてしまうような雄弁家ですよ。大衆運動をやらなければいかぬというのであらゆる角度からやるのです。また肥田という人がたいへんな雄弁家で声もよし、じやんじやん二人でやつたのです。言葉使いが悪いか知らぬが、七、八十人の人があつけにとられたのです。議長が緊急と言えば生ぬるいじやないか、今別室で理事会をぜひやれということで弱つていたと思うのです。それで私もそのとき、九月の初めか十月ごろ西田君が辞表出したものですから、その補欠で理事会の列席したところが、困つたものだ、われわれが派手な運動はできぬじやないか、さりとてあの人たちの
はい。
ポスターを貼つたり、政治團体とかいうものと関連があるかというから、ないとはつきり申し上げました。
それは私は氣の毒でもあるし、私個人として効果がないこともないと思つて……。
肥田君には一銭もやりません。
いくらか旅費はやりました。
届けてあります。
成績が政府の計画通り行つているかというのですが、昨年に比べて今多いかとお尋ねなのですか。
ちよつとむずかしいのですがね。炭鉱というものはきよう始めてすぐあしたから出るのではなくして、増産の過程にあつたのが、その線が急速に行つたかどうか、ただ昨年の九月より今年九月の方が多いからというので國管の目的を達したとは言えないこともあります。ただ増産したから目的を達したというものではない。われわれの建設的の意見はいろいろあるんだ。專門的にいえばこうすればもう少し増産になり、生産意慾が出るんだ、そうすれば増産ができるんだということを申し上げてあるんです。そこで私は政府の言うようには増産になつていないと思うんです。
それは見方です。政府筋から見ればこれをやつたから、これくらいの石炭が出た。これをやらなかつたらこれくらい出なんだという説明もつきます。しかしわれわれから言わすれば、これをやらなかつたらもう少し増産しているんだと言いたい。これは見方なり立場でどのようにもなる。われわれはこれをやらなかつたらもう少し出ると考えるが、政府はこれをやつたから、これだけ出たと言う。これはわからんです。
間違いありません。
いやそんな資材を横流ししたいからとか、何がしたいからとか、そんなことはないです。結局あなたのお考えのようなことは、毛頭考えておらなかつた。こうお答え申し上げておきます。
そうではない。
概算これに近いことは申し上げております。
忘れたのではありません。ほぼこれに近い数字を申し上げた。檢事さんはその時書類はないかと言うから、一々の書類はないと申し上げた。しからば記憶を喚び起してこれに近いものをつくれるかというので、つくれますといつてつくつてきたのですから。
あまりこまかいから酒のことを詳細に申し上げませんし、また日当のことも、あなたのお考えのように、全部が來て全部がとつたというならこれはおかしい。ところが最初から百何十人の業者の中で十五人か二十人來てやろう。それでは行く人が氣の毒ではないか、自分の業を抛擲していくのに身銭では氣の毒だ。しかもそれが大きな炭鉱ばかりの人ではなく、中小にも二万トンからの人もおりますが、その人が行かずに、二千トンとか三千トンの人が出ていつてやる。これに自腹を切らせては氣の毒だ。トン当りいくらか出してやろう。
そうなつております。
とつたのです。