それは十分に我々調査いたしました。これらの者はいずれも自分の入つたときの考え方とよほど相違しておる、いわゆる理科系統に重きを置いておる、それで自分たちのいわゆる性格に合わん、或いは学業について行けないというようなことがあるのでありまして、何も宣誓拒否というようなものとからみ合せての問題ではないと思います。なおこれは八百人のうちに僅か四人であります。さようなことについて考えてみますと、大多数の者はこの自衛隊の精神がどこにあるか、任務はどこにあるかということを十分承知しているものと考えております。
それは十分に我々調査いたしました。これらの者はいずれも自分の入つたときの考え方とよほど相違しておる、いわゆる理科系統に重きを置いておる、それで自分たちのいわゆる性格に合わん、或いは学業について行けないというようなことがあるのでありまして、何も宣誓拒否というようなものとからみ合せての問題ではないと思います。なおこれは八百人のうちに僅か四人であります。さようなことについて考えてみますと、大多数の者はこの自衛隊の精神がどこにあるか、任務はどこにあるかということを十分承知しているものと考えております。
もとより退学であります。
矢嶋君はいろいろ誤解されておるようであります。この四人の者は学校から退学をさせたわけじやありません。みずから進んで退学したのであります。というのは、今申上げた通り、学校の科目の性質上その他自分のからだの工合、或いはいろいろの考え方によつて、この保安大学校は自分に適せないのだという気持から宣誓をせずに退学したというのでありまして、宣誓しなかつたからこれを退学を命じたというのではありません。
たびたび申上げたように、この四人の学生というものは結局保安大学校、今度の防衛大学校に席を置いて今後学を進めるということが自分に適しないということから、私はこの切替えを時期としてやめたものと考えております。尤も新らしく今年度入学した者がその際にも、或いはその中にその後に自分は見込み違いだという感を深くしたのじやないかと思います。彼らもいろいろ考えた末に方向転換するのが自分の将来のためになる、こういう結論が出てやめたものであろうと考えております。これを引とめて防衛大学校に在学せしめることは、彼らも好まないし、又我々としてもさような見込み違いであつた者を進んで教育するということは如何かと考える次第であります。ただ今後の彼らの行先については
陸上自衛隊は現在百十機供与を受けております。これは分類はしなくてもいいでしよう……。
それからこの上本年の末までに更に九十機程度の供与を受ける見込みが確実であります。 それで海上自衛隊のほうは本年度約四十機程度の供与を受ける見込みが確実になつております。
更に極東空軍のほうから今後供与を受けたいとこう考えております。
二十九年度の予算は大体において円滑に執行し得るものと思料しております。ただ今お話の船の点でありますが、船の点については多少我々の見込みと或いは違つて来るのじやないか、そういたしますると、ただこれに乗込ませるべく我我予定しておりまするいわゆる海上自衛官の募集等の点につきまして影響して来る。それらの点についても、予算面においては徐々にこれを殖やすように考えて盛つてありますので、大きな変革というものはないかと考えております。勿論陸上自衛隊においては、既定方針通り着々やつておるわけであります。航空自衛隊のほうも、今申上げました通りアメリカから供与を受けまする飛行機の数なども決して我々の見込みと食い違うようなことはなかろうかと考えております。
二十八年度の船舶は、今造船所と交渉中であります。近く契約はできる運びに至るものと考えます。二十九年度の分につきましても、同様もうすでに造船所との間に話合いを進めております。これは二十八年度の分とおよそ同しような時期的に契約できるものと御了承願いたいと思います。
今申上げました通り、これは多少のズレはあつてもさほどのズレはなかろうかと考えております。無論我々は国民の血税を使用するのでありまするから無駄には使用はいたしません。延ばし得るものがあれば延ばして差支えなかろう、今の我々の考えておるところとしては、さほど影響はないと考えております。
御承知の通り六名は発令されております。二名についてはまだ発令しておりません。只今折角人選中であります。教育局長は発令しておりません。
前国会において申上げましたような角度において今考え中であります。
私の心境は少しも変化しておりません。つまりどこまでも防衛庁の建前は政治優先でなければならないのであります。従いまして内局においてはすべていわゆる平服の者が地位を占める、そうして制服部隊と相呼応して自衛隊の発達を期したいと考えております。今度海上自衛隊の幕僚長に長沢海将を持つて行つたというのは、これは長沢海将は勿論旧軍人てであつたことには相違ありませんが、人格、識見その他いずれの点から見ても申し分ない立派な人でありますので、これを抜擢したわけであります。
御承知の通り警察予備隊は、二十五年の八月に発足したのであります。この警察予備隊発足当時においては、いろいろ各方面から人を集めて構成して行つたわけなのであります。この間において、将来警察予備隊はどうなるものであろうかという、いささか危惧の念を抱いた者必ずしもなきにしもあらずだつたのであります。それが保安隊になり多少落着いて参りました。今度自衛隊となつたので、今現在防衛庁に奉職しておる者の皆が真剣にこの防衛庁を育成して行こうという希望に燃えつつあります。要はほかの役所のように、久しきに亘る伝統がないということであります。我々によつて伝統を作つて行かなければならん。それで今度の自衛隊ができ、防衛庁が発足したについて、各勤めておる者は、我々
配慮するということより、我々は如何に民主的な自衛隊を作つて行こうかということを考えているのであります。特に申上げたいのは、いわゆる旧軍人であつたからその人はこちこちの人であつて、いわゆる旧軍隊の復旧を夢見ておる人たちだというわけ合いものではないのであります。現在自衛隊に入つているいわゆる旧軍人は、極めて謙虚な気持であります。我々によつて新らしい自衛隊を作つて行こう、旧軍隊の復活になつてはならないという気持で多くの者は努力しているわけであります。そこでこの自衛隊の幹部の組立についても、今お話のように幕僚長が旧軍人であれば、副幕僚長が文官であつたほうがいいじやないかというようなことは、考えとしては一応考えられるのでありまするが、必ずしも
矢嶋君は私の考えが甘いと仰せになれば、それでもよろしい。私は決して甘くないと思つております。それで、現在自衛隊に勤務しておるいわゆる旧軍人は、これはみんな昔の大佐級以下の人ばかりであります。いわゆる戦争を指導した者は一人もおりません。繰返して申しまするが、いわゆる将官級の人は一人もいないのです。すべて佐官級以下の人なんであります。これらの人はいわゆる終戦後非常に苦難な途を経て来た。パージになつて世の中の経験も十分経て来ておる。それで新たに発足して新らしい自衛隊を創設するという決意に燃えた者なのであります。決して旧軍隊の復活を夢見ておるような者は私はいないと考えております。而もそれらの面について、我々はしげしげこれらの幹郎と終始接触い
大津事件に関連して斎藤係長に関する御疑念誠に御尤もであります。私も一応さように考えておりました。それで大津は昭和二十五年八月、いわゆる警察予備隊発足と同時にこれは入つて来た者であります。御承知の通り発足当時はとにかく急いで人をかり集めたわけなんで、大津も入つて来たのでありますが、大津は経歴を詐称しておつた。それでこれを知らなかつたということについては、責任はどうかということでありますが、その当時幹部がまだいない、幹部も募集中である、殆んど同時に、むしろ少し遅れて幹部が入つて来たというようなわけで、身元の調査も十分に思うように行かなかつたということも一つの大きな原因であろうかと思います。その後予備隊がだんだん固つて来ていろいろ調査も重
斎藤係長の処置、態度甚だ遺憾であります。私はいいとは思つておりません。甚だ悪いと思つております。これについての処置については、十分事件の真相が、まだ取調中でありますから、明らかになつた上でやりたいと考えております。ただこれがために国家に損失をかけたという点については、非常に我々も恐縮しておるのでありますが、大体において現実に戻らない金は約四十五万円ばかり、あと全部返つております。そうしてこの四十五万円についても、大津が相当財産を隠匿しておる疑いがあります。これらを十分明瞭にして取返すものは飽くまで取返して行きたい。処置については、事件の全貌が近く明らかになるでありましよう。それらを待つて一括処置いたしたい、こう考えております。
これは自衛隊発足前のことであります。今のようないわゆる綱紀に関することでありますから、事に臨んでは危険を顧みずやるべき場合が当然起きて来るだろうと思います。
御注意誠に有難く拝聴いたします。自衛隊は国民から信頼されて国民から愛されなくちやならんのであります。一人も犯罪者なきことを目途として我々は十分に警戒し責任をとらなければならんのであります。幸い今度は自衛隊に発足したのでありますから、これを契機といたしまして、国民から信頼を得るような立派な隊を作り又隊員を教育いたしたいと考えております。