今回の事件を反省して抜本的な政治改革を実現させるためには、まず第一に真相を徹底的に解明すること、次に政治責任を明らかにすること、その中で、再びこのような汚職事件が発生しないように、政治腐敗をなくするために政治倫理の徹底と法律や制度を整備しなければならないと思いますが、総理の見解はどうですか。
今回の事件を反省して抜本的な政治改革を実現させるためには、まず第一に真相を徹底的に解明すること、次に政治責任を明らかにすること、その中で、再びこのような汚職事件が発生しないように、政治腐敗をなくするために政治倫理の徹底と法律や制度を整備しなければならないと思いますが、総理の見解はどうですか。
衆参の本会議、そして衆議院の予算委員会あるいは証人喚問で佐川事件の真相が解明されたと総理はお思いになりますか。また、政治責任が明確になったと思うんですか。
真相を解明することが重要であることはもちろんであります。 私がお聞きしたことは、総理もずっと衆議院の予算委員会、本会議におられまして、こうした論議を通じて真相が解明されたと思うんですか。
真相はほとんど解明されておらない。政治責任も明確にされておらない。後ほど指摘してまいりましょう。 こうした事件の真相を一番よく知っておるのは、また関係しているのは自民党の議員の諸君です。総理は自民党としても真相解明に努めるというふうに答弁をしておりますが、どのように努力をされておるんですか。 自民党が機敏に対応したのは、七人の自民党議員が名前を明らかにされたとき検事告訴などと言って決起したこと。これは機敏に対応した。 佐川事件について、自民党としての解明、現状について報告してください。
私は、七人の自民党の議員の皆さん方の名前が挙がった、その真相を究明しようと言っているんじゃない。自民党として佐川事件全体の究明をしなさい、そのことなんです。もう一回答弁をお願いします。
何もやってないようでありますから。 官房長官、七人の自民党の政治家の名前が挙がった、総理から何とかしなさいという指示を受けて、官房長官としてはどういうことをしたんですか。検事を告訴するとか告発するとかという話があったときに、何か政府として検討するというような指示を受けたことはありませんか。どういうことをやるというんですか。
総理の今日までの態度を見ておりますと、こうした事件の真相を解明するその気迫と指導性がない。総理の答弁を聞いておりましても、これが真相解明をしようとする人の言葉がと疑わしくなる問題があります。 総理は、所信表明演説で、「志は易きを求めず、事は難きを避けず」と名言をおっしゃっております。こうしたときにこそこういう名言を実行に移すべきときであります。どうですか。自民党の真相解明の責任者として、もう一度、自民党は一体真相解明にどういうことをやっているのか答弁してください。
先ほど総理は、政府においてもつかさつかさでそれぞれで真相解明に努力しておるとおっしゃいました。政府としてつかさつかさでどのような取り組みをしているんですか。
戦後の疑獄事件を見ますると、造船疑獄だとか大阪タクシー汚職、日通事件、ロッキード事件、砂利船汚職事件、そして佐川急便と、運輸省に絡んだ事件が非常に多いんですね。 総理、この運輸業界、運輸省、そして政治家とのつながり、土壌を洗い直すことによって、なぜこうした事件が起こるかということも解明できるんであります。つまり、運輸省は許認可事項が非常に多い。そして、運輸省に対して業者は利益を追求するために政治家に接近し、そこに金が流れる。こうしたパターンが続いているんです。佐川の渡邊廣康元社長は、私には金丸、竹下がついている、警察は私を逮捕することができませんよと、こう申しているんじゃありませんか。ですから、こういう運輸業界、運輸省の行政に対
佐川に働いている皆さん方には温かい気持ちを私も持ちますが、しかし、佐川急便という会社は一体どういう会社だと国民は関心を持っておるんですね。 そこで、運輸省、労働省、国税庁、佐川急便会社を法令、通達などによって検査されて、その違反事件の実態について報告してください。
運輸省、労働省、監査や指導はやっていますが、法律に基づく処分は今発表した違反の中でどの程度やっておるんですか。
本年四月二十三日の平成三年の佐川急便に対する監査結果を報告してください。
そういう検査、監査はやったけれども、その結果はどうだったのか、どういう違反があったのか、聞かしてください。
いろいろ検査をしておるんですが、そうした検査結果を発表した五日後に、運輸省は本年四月、佐川急便中核六社の合併を認可した。この合併については本予算委員会でもいろいろ論議になったところでありますが、合併に当たって、審査概況を見ると、すべて適切だと判断しているんですね。労働省のいろんな調査では九〇%近くの労働基準法違反。それにもかかわらず運輸省が適切と判断したのはどういうことですか。
これから守ってもらうために適切という判断をした、それで合併の認可をした。守ってもらうということを約束して適切ということはおかしいじゃないですか。いろいろ違反事件がいっぱいあった。労働基準法なんかは九〇%近くの違反がある。その会社が適切だと。どういうことでしょうね。
設立した当時は小さな運送屋にすぎなかった佐川急便が短い年月で日通に次ぐような業界第二の運送業に急成長した背景には、今話があったように、道路運送法初めいろんな法律違反をしている、まさに法律違反の常習者と言えるような会社に、私から言わせれば監督官庁のなまぬるい対応ですね、運輸省の漏れてはならないはずの内部文書が佐川急便に筒抜けになっていたことや、あるいは佐川が運輸省の役職員に多額のせんべつを贈っていた、こうしたことが見られるように、まさに癒着と言われても仕方がないようなことがたくさんあるんです。監査や処分も甘い、なまぬるい。 運輸大臣、そして労働大臣、どういうふうに考えますか、どうしようとするんですか。
総理、竹下政権誕生の舞台裏で右翼、暴力団が関与していたことをお認めになりますか。
それは違いますね。 証言でなくて、今まで論議をずっと聞いておったでしょう。そこで、この政権誕生に右翼、暴力団が絡んでおった、そのことをあなたはお認めになりますか。
私はそんなことを聞いているんじゃなくて、総理もこの事件に非常に関心を持っておられる。そして、今までの衆議院の委員会でもずっとその席へ座っておられたんですね。その中で、いろいろ論議の中でこの政権誕生に右翼、暴力団が絡んでおったと思うのか、おらないと思うか。
総理、そのような御答弁では、真相の解明をあなた努力すると言ったってそれは無理だろうし、そんな姿勢だからいけないと思うんですよ。あなたは所信表明演説で、暴力団でまことにこれは遺憾だと、政治家がこのような集団にかかわりを持つべきでないと。こんなことは今まで所信表明演説で言ったことないんですよ。何か意識があって言ったんでしょう。何のためにこんなことを言ったんだ。