その際の話し合いというのは文書でもって確認されておるのかどうか、その点を……。
その際の話し合いというのは文書でもって確認されておるのかどうか、その点を……。
メモにしろ、そういう書いたものによって、国会審議の一段落後政治会談をやるということをはっきり約束されておったわけでございますが、今回の、先般来日された金鍾泌氏が総理大臣にも会っていろいろ話をされたということは、これは、常識的に考えますならば、――こう言ってはなんですけれども、金鍾泌という人は、中央情報部長という資格、肩書き、地位になっております。それぞれの国家機関における地位から言えば、この人は単なる情報部長ですが、その情報部長と一国の総理大臣みずからが直接会って会談されるのでございますから、これは内容的にもよほど重大な話し合いがあったということは、これは想像にかたくない。また、そう推測するのが常識的だろうと思います。そうなりますと
いずれにしても、総理がみずから情報部長と会われ、かつ、その後の金情報部長の記者会見における談話等を見ましても、かなり日韓会談全体の進展上これが重大な話し合いであったということは、これはもうわかるわけであります。 そこで、これはどうしても確認しておかなければなりませんのは、日本と韓国の間に重大な措置をいよいよとろうとするときは、ほんとうに国会の承認を必ず受けるだけの手だてをしてもらえるのかどうか。国民はこの点に大きな不安を抱いておると思うのです。これほど大事な問題が国民の知らない間に重大な既成事実がどんどんどんどん作られていくのではないか、そういった国民の不安と疑惑を代表して、私は、先般来、今日に始まったことではもうない、何回も何
そうすると、杉さんと裵代表の間で国会審議一段落してから政治会談という約束を、今後の総理と金さんとの会談では全然話題にならなかったのかどうか。世間では、それから唐島さんとのテレビ対談では、総理は三月に入ったらぼつぼつ政治会談をやりたい、こういうことを言っておられまするが、そういう話、あるいは、さしあたり東京でやって、その後今度はソウルに移すとかいうようなことも新聞では書いてありますけれども、大体いつごろ政治会談を始め、それから代表はだれにするか、あるいはどこでやるかというようなことについては相当具体的に話し合われたように世間では伝わっておるわけですが、そんなお話は全然なかったのかどうか。
韓国側では、以前から、これは公然なことになっているのですけれども、ぜひ政治会談をやる場合には岸さんに来てもらいたいとか、そういう人の名前まで出して要望しておったようですけれども、今回金さんとの会談のときには具体的な人の名前は全然話題にならなかったのですか。
話題にならなかったかどうかということです。
それから、それは総理は金さんと話したことの内容はできるだけしゃべらないようにというようなお気持で答弁されているのでしょうけれども、しかし、これは、金さんの方でいろいろ新聞記者に語ったり、あるいは韓国の方でその会談内容というものはいろいろうわさにも伝わっておるのですから、従って、私は、最初から言うように、そういうふうに新聞にも報道されている以上は、もう少し国会に納得のいくような御説明をしていただかなければならない。だから、私は、こういう話が進んでおるのではないかというふうなことが世間に伝わっておることを中心に御質問しますが、それを否定されるなら否定されるでいいです。そういう内容は話してないと言われるならいいんですけれども、ただ一切がっ
そうすると、数字はまだ出されておらないということでございますが、総理大臣は、会談をやられる以上は、大体いつごろまでに妥結したいというような目標を定めておられるだろうと思うんですけれども、私どもが関心を持ちますのは、やはり、こういう重要な問題については、国会で十分審議するばかりではなしに、幸いことしは参議院の選挙もあるわけですから、その参議院選挙に、やはりこういう重要な問題を一つの対決点とすると申しますか、――私どもはこれに反対している立場なんで、相当の国民を代表した立場で反対しておる。それから、それに対して自民党の中も必ずしも日韓会談に全面的に賛成の方ばかりじゃないと思います。これはあとで自民党から出ておるいろいろな文書についても私
まず第一点は、外交権を持っておるから、だから交渉を進めること自体は世論に問う必要はないというようなお話なんですけれども、むしろそこに私は問題があると思うのです。ただ日韓会談を進めることのよしあし、こういうばく然とした問い方では、世論に問うても意味がない。この前、イギリスが、欧州共同市場に加入する問題で折衝を始める、その始める前に、イギリスとしてはこれこれしかじかの方針で今後は欧州共同市場に入りたいのだ、入る方針をもって交渉したいのだ、そういう具体的なイギリス政府の方針を明示しながら国会に審議にかけておるわけです。だから、これは、池田流に言えば、外交権を持っておるから交渉をやり妥結してから国会にかければそれでいいのだということになるか
それは、はっきりした内容を明示して、いやしくも政府がやろうとする方針ぐらいはこれは出せるはずです。その方針についての国民の支持がなければ、そういう交渉はやめるべきです。 総理にもう一つ伺いますが、この前の金情報部長との会談で、先ほど御答弁にありましたように、東南アジア各国を回ってきたいろいろな情勢の報告を聞いた、こう言われておるのですが、先般これは産経の新聞に報道されておったのですけれども、金情報部長がUPIの記者に語ったところによると、南ベトナムに行った際に、万一南ベトナムで紛争が起こった場合に、必要とあれば韓国の照隊を派遣してもいいというようなことを語ったといわれております。それから、反共軍事訓練センターを設置しようという話
これは今度の話し合いでまだ出ておらないとしても、東南アジア各国を回ってきてそういう話をしておるということは報道されておりますから、これから日韓会議の話し合いを進められる過程でおそらくそういう話が出ると思います。反共軍事訓練センターをみんなで作ろうというような話ですね。ですから、今後私どもとしては非常に憂慮すべき一つの考え方が金情報部長から出ておるということで、政府は十分注意しておいていただきたい。 それから、政府はよく国交正常化ということを言われるのですけれども、国交正常化と国会審議の関係ですね。国会の承認なしで国交正常化をするというようなことはよもやなかろうということはここで再三聞いておるのですが、政府ははっきりした答弁をここ
そうすると、協定を国会審議で承認を得て批准完了後に大使の交換をやる、これは確認できますね。
それから、外務大臣もこれをときどき使われるのですけれども、国交回復という言葉をも使っておりますが、これは今言われた国交正常化と全く同じ意味だ、こう理解して間違いないですか。
そうしますと、総理大臣が韓国に対する経済協力の問題でしばしば発言しておられるときに、この経済協力は正常な外交関係確立後にやる、つまり、国交正常化後にやりたい、民間は別ですよ。政府がやる経済協力は国交正常化後にしたい、こういうことをしばしば言っておられるのですが、そのときの国交正常化ということも、今外務大臣の言われたものであるかという点を、一度ここで確認しておきたいのです。
その場合にあなたの言われる国交正常化というのは、外務大臣がさっき説明されたように、正常化の条件は、政府間の調印の成立ではなしに、国会で承認された、つまり批准が条件になっておる、その点を総理から確認したいというわけです。
大体じゃ困りますよ。大事なことだから。大体なんということがありますか。国交正常化は、外務大臣の言われたのは、政府間で協定を調印したときではなしに、それが国会の審議にかけられて、そうして承認を受け、つまり批准が完了してから大使の交換をするのだ、さっき外務大臣はそう言われたので、その点間違いないのだということを総理の口から確認して下さいと言うのです。大体じゃ困ります。
それじゃなぜ大体なんと言うのですか。
そういうことは、大体なんというよけいな言葉を使うからいけない。そうであるということはそうであると、はっきり確認して下さい。それは、政府がごまかしをやらないのならばそういう言葉を使われたってかまわない。しかし、しょっちゅうごまかしをやるから、そういうあいまいな言葉を使われれば、承服できなくなるわけです。そこのところをよく気をつけて答弁して下さい。なぜそういう点をやかましく確認するかというと、とかく国会を軽視し、世論を無視してなしくずしに既成事実がどんどん作り上げられる。そういうやり方が今まで再三出てきておるからこそ、私どもはその点を明確にしなければならなくなるわけです。ですから、答弁についてもそういうあいまいな言葉は使わないようにして
直ちにというのは発効後ですか。
それじゃあなた違うじゃないですか。さっきは協定を調印して国会の審議にかけてこれが批准される、それから大使の交換をやる、これで国交正常化ができるのだ、こういうふうに言われたでしょう。ちゃんと順序を追ってさっき説明されておる。それじゃ大使の交換だけ先にやろうというのですか。