大変今日になつてみますと、えらい天下の大きな問題となつて、両者の間に大変な食い違いがあるように結果として現われておりまするが、その食い違いになつた点は、今安藏君からお話になつたように、東京電燈は自分は水利権を余り持たない。阿賀野川あたりも実はもらいたいんだつたけれども、公益委員会の御指示に従つていさぎよく阿賀野川方面は放棄したのである、だからせめてこの宮下から上の地点は多大なる、大きなる水力を包蔵しているところである。東京電燈は自分のほうの水利権は別に利根川方面に僅か持つているだけであるからこれを大いに開発して、そうして関東の大事業地に対して供給を図らなければならん一つの義務を持つている。建設大臣からお話があつても、内ケ崎君から御相
