ただいま資本家擁護というようなお言葉もあつたようでありますが、言葉の末に拘泥して御答弁を申し上げはしませんが、電気事業は大体においてほとんど全部資本でありまして、この資本の構成においてできるだけ安い金を使つて、そしてできるだけ安い発電の方法をとり、最もいい地点を早く開発して行く、これが大体電気事業のモツトーでありますので、もしこれを怠りましたならば、現在ごらんの通り、日本の資源である、非常に欠乏している石炭を濫費し、あるいは非常に高い電力を硬い、このために地域差を起し、これがために火力発電所の力を弱め、すべての点において資本の虐待を起して参りますのは、とりも直さず国民自身の資本の虐待となつた形において現われて参りますので、公益事業委
